約 1,685,300 件
https://w.atwiki.jp/krevol/pages/16.html
No. 製品名 作品名 発売日 No.026 エヴァンゲリオン量産機(翼バージョン) 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に 2007年5月15日発売 No.027 劇場版エヴァンゲリオン弐号機 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に 2007年5月15日発売 No.028 エヴァンゲリオン初号機F型装備 新世紀エヴァンゲリオン2 2007年6月15日発売 No.029 トロ どこでもいっしょ 2007年6月15日発売 No.030 ディスヌフ トップをねらえ2! 2007年7月15日発売 No.031 ゲッター1(OVA版) 真ゲッターロボ 世界最後の日 2007年7月15日発売 No.032 新劇場版エヴァンゲリオン初号機 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序 2007年8月20日発売 No.033 新劇場版エヴァンゲリオン零号機 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序 2007年8月20日発売 No.034 スーパーバルキリーVF-1J(一条輝機) 超時空要塞マクロス 2007年9月15日発売 No.035 ブラックゲッター 真ゲッターロボ 世界最後の日 2007年9月15日発売 No.036 ストライクバルキリーVF-1S(フォッカー機) 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 2007年10月15日発売 No.037 真ゲッター1 真ゲッターロボ 世界最後の日 2007年10月15日発売 No.038 スーパーバルキリーVF-1A(一条輝機) 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 2007年11月15日発売 No.039 ガイキング フェイスオープンVer. ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU 2007年11月15日発売 No.040 ヘルダイバー 機動警察パトレイバー 2007年12月15日発売 No.041 ブロッケン(TV版) 機動警察パトレイバー 2007年12月15日発売 No.042 劇場版イングラム1号機 機動警察パトレイバー the Movie 2008年1月12日発売 No.043 鉄人28号 鉄人28号 2008年1月12日発売 No.044 ブラックオックス 鉄人28号 2008年1月12日発売 No.045 グリフォン アクアユニット装備 機動警察パトレイバー 2008年1月12日発売 No.046 スタースクリーム 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 2008年3月15日発売 No.047 ホットロディマス 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 2008年3月15日発売 No.048 ジュン どこでもいっしょ 2008年4月15日発売 No.049 スズキ どこでもいっしょ 2008年4月15日発売 No.050 グレンラガン 天元突破グレンラガン 2008年5月15日発売 No.051 リガード 超時空要塞マクロス 2008年5月15日発売 No.052 ラゼンガン 天元突破グレンラガン 2008年6月15日発売 No.053 YF-19(イサム機) マクロスプラス 2008年6月15日発売 No.054 YF-21(ガルド機) マクロスプラス 2008年6月15日発売 No.055 DMC/ヨハネ・クラウザーII世 デトロイト・メタル・シティ 2008年7月15日発売 No.056 DMC/アレキサンダー・ジャギ デトロイト・メタル・シティ 2008年7月15日発売 No.057 DMC/カミュ デトロイト・メタル・シティ 2008年7月15日発売 No.058 グレンラガン(フルドリライズ形態) 天元突破グレンラガン 2008年8月15日発売 No.059 レーバテイン フルメタル・パニック 2008年8月15日発売 No.060 エンキ 天元突破グレンラガン 2008年9月15日発売 No.061 プロテクトギア 紅い眼鏡/The Red Spectacles 2008年9月15日発売 No.062 天元突破グレンラガン 天元突破グレンラガン 2008年10月15日発売 No.063 リッキー どこでもいっしょ 2008年10月15日発売 No.064 エンキドゥ 天元突破グレンラガン 2008年11月15日発売 No.065 ピエール どこでもいっしょ 2008年11月15日発売
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/809.html
[部分編集] http //www.nicovideo.jp/watch/sm10585444 投稿者コメント1.コメント2.コメント3.コメント この作品のタグ:第36回MAD晒しの宴 レビュー欄 曲の意外性と必要性が両立すると、面白いMADができるという好例。 フェードやドラムでのテンポアップも、軽快さが出ていて面白いです。 反面、いい意味でのダサさというか熱さが薄く、曲を使い切れてないようにも感じます。 -- 名無しさん (2010-05-16 12 58 48) 渋い曲だなー。 映像のチョイスと合わせてかっこいい。 呆然とした顔で落ちてくシモンのとこが、なぜか妙に好きだ。 -- 名無しさん (2010-05-17 17 13 00) 名前 コメント 第36回MAD晒しの宴
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/77.html
出典:天元突破グレンラガン第27話(作品)、GAINAX(アニメーション制作)、テレビ東京・KDE-J・電通・ANIPLEX(製作)、 2007年4月1日~2007年9月30日放映 【共通設定】 アシュタンガ級の中に無量大数の半分ほどの数が格納されている戦艦一機の大きさはアークグレンラガンの10分の1程度である アークグレンラガンの大きさはDVD8巻のオーディオコメンタリーより5㎞なのでアシュタンガ級の中にある戦艦の大きさは約500m程度となる 全長500mの戦艦を無量大数体の半分格納したければ、最低でも500mの戦艦の無量大数の半分倍の体積が必要なので 計算しやすくするためにアシュタンガ級が内蔵する戦艦に比例してでかいとした場合、こいつの全長は最低でも0.5㎞×3.6×10の22乗=約1702兆光年 宇宙の大きさを470億光年とすると単一宇宙の約36212倍となる。 超銀河グレンラガンはこいつの投げた球体が超銀河に直撃するシーンから見ると、アシュタンガ級の3分の1倍は少なくともある よって超銀河グレンラガンの大きさは単一宇宙の約12070倍となる。 天元突破グレンラガンは超銀河グレンラガンの10の15乗倍と 「天元突破グレンラガン 最終発掘完了編」の63ページに説明されているので、 天元突破グレンラガンの大きさは単一宇宙の1207垓倍となる。 アンチスパイラルの搭乗するグランゼボーマの大きさはこれと同じ 纏めるとこうなる アシュタンガ級…単一宇宙の36212倍 超銀河グレンラガン…単一宇宙の12070倍 天元突破グレンラガン、グランゼボーマ…単一宇宙の12070000000000000000倍 グレンラガン世界の銀河(少なくとも起点世界の銀河は)この天元突破グレンラガンを一直線に並べておよそ20体ほど入るほどの直径を持つ。 他の銀河が起点世界の銀河と同じさかは不明だが少なくともグレンラガン世界の宇宙はこの起点世界の銀河が少なくとも10個は収まるほど広く描写されている。 よってグレンラガン世界の宇宙は最低でも単一宇宙の2414000000000000000000000倍となる。 【作品名】天元突破グレンラガン 【ジャンル】アニメ 【名前】アンチ・スパイラル(宇宙) 【属性】宇宙 反螺旋族 【大きさ】 宇宙そのもの(天元突破グレンラガン 最終発掘完了編に記述)であるため共通設定により単一宇宙の2414000000000000000000000倍の大きさ 【攻撃力】 指先からビームを放つことが可能。威力は小さな人間サイズの時に5mほどの爆発が起きた程度。射程はおよそ5mくらいか。弾速は一瞬で1mほど届く程度。 好きなサイズに実体化してグランゼボーマとなり戦闘可能。 単一宇宙の12070000000000000000倍の時のグランゼボーマは別途テンプレ参照 思念が実在化したものである天元突破グレンラガン攻撃できるので物理無効無効 【防御力】 大きさ相応。小さな人間サイズの時に粉々にされ消されてもても何事も無かったかのように復活した。 「実体をもたず、人間からは視認できない」と天元突破グレンラガン 最終発掘完了編という本の321ページに記載されているため物理無効および不可視 【素早さ】 大きさ相応の人型。 自身の宇宙内ならどこにでも一瞬で自由に表れることが可能と思われる。 反応はグランゼボーマ参照。 【特殊能力】 単一宇宙内の10次元と11次元の狭間にいる存在のため宇宙内の全次元を把握していても感知不能。 認識を実体化させられる宇宙なのでグランゼボーマを相手に合わせたサイズで好きな場所に出現させたり 単一宇宙の12070000000000000000倍のグランゼボーマの半分くらいの大きさの銀河を二つ掴んで投げたりビッグバンを発生させたりも可能。 自称では自身の宇宙内は完全に支配しているとのこと。 宇宙内の空間を操作し対象を目的の場所に辿り着かせないことが可能。 3次元から10次元と11次元の狭間に行けるワープ能力があっても突破不能。 宇宙そのものであるため寿命も宇宙相応。 多元宇宙幽閉 自身の宇宙内の知性体の精神を無限の可能性に枝分かれする多元宇宙に幽閉する。発動から数秒で完了。 「可能性=IF」を考えられる知性体が対象でありモグラ等の知能レベルの低い動物には効かない。 頭部以外全て機械の生体コンピュータなどは人間より若干時間はかかるが取り込み可能。 飛ばされた主人公が無数の多元宇宙を統合することで打ち破られた。 射程は自分の宇宙にいる奴らならどこでも任意に。 まとめると人間・不思議生物・頭部以外全て機械の生体コンピュータに有効な精神攻撃×1の攻撃。 自身の宇宙の中に超高密度に圧縮された宇宙の海を突如発生させ、下記のデススパイラルマシーンの効果によりそこに対象を引きずり込み 沈めることが可能。宇宙海中は銀河螺旋海溝となっておりデススパイラルマシーン近づけば近づくほど圧縮率の高い水圧ならぬ宇宙圧となっているため超質量の圧迫により物質が圧壊していく。 アシュタンガ級戦艦を一度には2つほど数秒程度で相手の前に出現させられる。のだがテンプレの状態で出せるかわからないので考慮外で。 【長所】ならばこの宇宙、必ず守れよ…… 【短所】○p○ 【備考】ラスボス 【戦法】グランゼボーマで初手インフィニティ・ビッグバンストーム。効かなかったら多元宇宙幽閉。 【参考テンプレ】 【名前】グランゼボーマ 【大きさ】単一宇宙の12070000000000000000倍の人型 自身の20数倍ほどに巨大化させた腕。 【攻撃力】 ビーム 全身の各部数十箇所から前方にビームを乱射。 弾速は1秒で単一宇宙の241400000000000000000000倍の銀河一個分。射程もその程度。 1発1発が単一宇宙の2414000000000000000000000倍の天元突破グレンラガンほどの大きさ程度の爆発を起こす。延々と連射可能。 格闘 飛び蹴りで単一宇宙の12070000000000000000倍グランゼボーマの半分くらいの大きさの銀河を六つほど粉砕した。 背中についている巨大な二つの手で連続攻撃可能。 背中の手は銀河大の自身の20数倍まで巨大化して伸ばせる。 また 自身と同じ大きさである天元突破グレンラガンと互角に格闘し続けられるレベル。ようは大きさ相応。 ドリル 上記の格闘でほとんどダメージを受けず、 さらにフルドリライズ状態になった天元突破グレンラガンを破壊した。 (中の超銀河グレンラガンまで破壊できなかった)。 銀河投げ 単一宇宙の12070000000000000000倍のグランゼボーマの半分程度の大きさの銀河を投げつける。破壊力は大きさ相応。 単一宇宙の241400000000000000000000倍の銀河一個分程度と思われる距離を1秒で飛んでくる。 インフィニティ・ビッグバン・ストーム 単一宇宙の12070000000000000000倍の半分の大きさの銀河団二つをこねこね混ぜて宇宙創造エネルギーであるビッグバンを生じさせて放つ。 永劫に続く宇宙創成の業火。対象を量子まで分解させる熱量がある。 その威力は余波によって超銀河団を初めとした宇宙の創造が行われる程。 射程は単一宇宙の12070000000000000000倍のグランゼボーマの13倍以上程度で、エネルギー波の幅は単一宇宙の12070000000000000000倍の天元突破グレンラガンの40倍ほど。 弾速は銀河投げ以上でグレンラガンの回避が間に合わない程。 エネルギー波はグレンラガンに直撃後その後方に大きく広がり単一宇宙の12070000000000000000倍の天元突破グレンラガンの40倍ほどの大きさの衝撃を形作った。 上記の格闘でほとんどダメージを受けない天元突破グレンラガンを大破寸前にし、この攻撃に数秒耐えたロージェノムを量子分解させるほどの威力。 【防御力】 自身と同じ大きさである天元突破グレンラガンと互角に格闘し続けられるレベル。ようは大きさ相応。 修復機能があり、砕かれたドリルを一秒もしないうちに元通りにしている。 【素早さ】 最低でも大きさ相応の達人並み。 一瞬で単一宇宙の241400000000000000000000倍の銀河一個分の間合いを詰められる天元突破グレンラガンと互角の短距離速度で移動しお互いの大きさからみて数cmまで間合いを詰めた時に反応して拳を振るって天元突破グレンラガンに攻撃できる。 一瞬で単一宇宙の241400000000000000000000倍の銀河一個分上空に吹き飛ばしたグレンラガンに回り込んですぐさま蹴りを叩き込める。 自身のビームの連射を単一宇宙の241400000000000000000000倍の銀河一個分の間合いで素早く動きながら回避する天元突破グレンラガンを上回る機動性。 【参考テンプレ】その2 【名前】デススパイラルマシン 【属性】アンチスパイラルの装置 【大きさ】本体は100㎞くらいと思われる。周囲のフィールドは複数の惑星間に及ぶほどの広さがある。 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】本体は大きさ相応のメカ並と思われる。ただしデススパイラルフィールドの影響は受けない。 螺旋変換シールド:10kmくらいのロボットに装備できるサイズの超高性能ミサイルで突破可能。 【素早さ】全く動かない。 【特殊能力】デススパイラルフィールド:空間と螺旋力を超高密度に圧縮した海のようなもの。 本体はその中心にいる。高重力を発生させていて、海の外にいる月戦艦も引きずりこめる。 内部は超高圧で、月戦艦でも徐々に破壊されていく。最深付近では圧壊確実。 深くなればなるほど圧力が増し、月戦艦から発射されるサイズの実弾兵器でもその高圧で破壊可能。 螺旋力を吸収するため、螺旋力を利用した兵器は出力が上がらなくなる。それを利用したビームも無効。 vol.99修正 vol.113 168修正 vol.105画像 vol.99 448 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 01 43 03.68 ID umJdoVXM [1/6] 430 いろいろおかしい まずアシュタンガ級の中にある戦艦の大きさはアークグレンラガンの10分の1程度しかない アークグレンラガンの大きさはDVD8巻のオーディオコメンタリーより5㎞だから約500m程度 そして全長500mの戦艦を無量大数体の半分格納したければ、最低でも500mの戦艦の無量大数の半分倍の体積が必要 アシュタンガ級が内蔵する戦艦に比例してでかいとした場合、こいつの全長は最低でも0.5㎞×3.6×10の22乗=約1702兆光年 宇宙の大きさを470億光年とすると単一宇宙の約36212倍となる 超銀河グレンラガンはこいつの投げた球体が超銀河に直撃するシーンから見ると、アシュタンガ級の3分の1倍は少なくともある よって超銀河グレンラガンの大きさは単一宇宙の約12070倍 天元突破グレンラガンは超銀河グレンラガンの10の15乗倍と 「天元突破グレンラガン 最終発掘完了編」の63ページに説明されているから、 天元突破グレンラガンの大きさは単一宇宙の1207垓倍 アンチスパイラルの搭乗するグランゼボーマの大きさはこれと同じ 纏めるとこうなる アシュタンガ級…単一宇宙の36212倍 超銀河グレンラガン…単一宇宙の12070倍 天元突破グレンラガン、グランゼボーマ…単一宇宙の12070000000000000000倍 間違ってたらすまん こうなるともはやアシュタンガ級は大きさ相応の戦艦並みとした方が強い あと確率変動弾は確率を操作して相手が防御する確率を無効化する(要するにバリアを無効化する)技なので書き方が間違ってるな 449 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 01 53 36.65 ID 7d5Tx6N0 [1/2] 超銀河の時点で宇宙の1万2千倍とかまーじ半端ねぇでかさだな。 まあ多元宇宙レベルのロボットに比べればおとなしいくらいだが。 456 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 05 02 33.06 ID Ii1mypMh [1/4] 448 すまん3.6はどっから出た数字? 457 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 06 05 22.46 ID umJdoVXM [2/6] 456 相似形なので、3乗して10の68乗(いわば無量大数)の半分になる数が3.6×10の22乗だから 458 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 06 10 37.75 ID Ii1mypMh [2/4] 457 計算式は 10^68÷3 ---------- 2 であってる? それだと2.3にならない? 459 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 07 16 45.64 ID umJdoVXM [3/6] 458 それは違うな 2の3乗を3で割っても2にならないことを考えたらわかるはず (3.6×10の22乗)を3乗して2倍してみたらいい 3.6×3.6×3.6×2=93.4 それに10の22乗×10の22乗×10の22乗=10の66乗 93.4×10の66乗=9.34×10の67乗 これは10の68乗である1無量大数に非常に近い というか電卓ポチればすぐわかる 460 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 07 42 52.01 ID m/96N867 [5/6] よくわからないが数学のお勉強の時間か 便乗して俺も学ばせてもらおう 役に立つときがあるかはわからんが 461 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 07 50 55.60 ID Ii1mypMh [3/4] 459 いやわかり辛くてすまんがこの÷は10^68を割ってるんじゃなくて^68の指数を割ってる 電卓弾いて貰えばわかるけどこれだと2.3×10^22になってこれ^3すると1.2×10^67になる ただ確かに3.6×10^22の方が全然近いな 試しに3.7でやったら微妙に越しちゃうし というわけで3.7合ってましたごめん 462 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 07 51 56.10 ID Ii1mypMh [4/4] 3.7じゃない3.6だ 469 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 10 31 21.72 ID oxK9AOAU [2/3] 457 どうでもいいけど相似形じゃなくて相似比じゃね?3乗するのは 471 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 11 27 56.97 ID oxK9AOAU [3/3] 超天元突破よりも天元突破のがでかいみたいな考察がされるなんてここくらいだろうな 473 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 12 06 17.85 ID 7d5Tx6N0 [2/2] そもそも現在の宇宙が4446垓kmとか誰も知らんし、 安易に無量大数の敵艦とか言ったばっかりに大変な事にw 474 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 16 28 35.06 ID umJdoVXM [4/6] 472 1辺が1㎝の立方体を27個集めたら1辺が3㎝の立方体になる(ルービックキューブを見たらわかる) 27は3の3乗 形が全く一緒なら1辺の長さの比の割合の3乗が体積比になる というかこれは小学生の教科書に乗ってるレベルなので自分で調べてほしい 本来アシュタンガ級に格納されてる戦艦はアシュタンガ級と同じ形じゃないんだけど、形の違いを考慮したら計算不可能なので、同じ大きさにしている その代わり×3.6(厳密には3.68程度)で計算したりと少し小さめに見積もっている 489 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/06(水) 22 21 25.49 ID umJdoVXM [6/6] あとアンチスパイラルはもう少し強化が可能 「実体をもたず、人間からは視認できない」と天元突破グレンラガン 最終発掘完了編という本の321ページに書かれてるから少なくとも物理無効と不可視を持てる 「ただし、天元突破グレンラガンは、思念が実体化したものであるため、大きさは算出不能(正確には物理世界に実在しない) あくまでも目安として、捉えておいてほしい」と同じ本の63ページに書かれてある その天元突破グレンラガンを殴れるから物理無効無視でもある でも参戦時がグランゼボーマに乗ってる状態だから、アシュタンガ級は出すことはできないかな(元から何の戦力にもならんが) もうこいつ劇場版より強いんじゃないかな 495 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/01/07(木) 00 06 48.74 ID wQJ3TbyO [1/3] アシュタンガ級考察 悪魔以下にはならんのでそっから ○ 悪魔神王バルカディアス 突進勝ち × モーメントの光 物理攻撃効かないし辛いか × ダークネス 同上 × タナトス ちょい向こうのが大きいかな。負け モーメントの光>アシュタンガ級>悪魔神王バルカディアス アンチスパイラル再考察 ○ 宇宙蝉海老 不可視だがこっちの攻撃範囲的にビーム撃ってればいつかは当たるか ○ 大黒天 インフィニティ・ビッグバン・ストーム勝ち × ヨグ 寿命負け × MU 多元封印負け × 明石大雅 多元消滅負け × M 不可視のため向こうの攻撃当たらんだろうけど長期戦負け ○ ジョン=ディー 相手の攻撃当たらん 一年戦い続けたら相手が寝るので勝ち × N 全能負け △ アンチスパイラル 劇場版とこのスレで戦える日が来るとわ あっち物理攻撃しか持ってないっぽいので宇宙同市分け × タングラム 全能負け ○ ニーズヘグ 向こうの攻撃通らない 寿命勝ち × ナイア 無理だな 四敗は取り戻せそうにないので ヨグ>アンチスパイラル>大黒穴 さすがに一次多元の劇場版超えるのは無理か それでもだいぶ上がったけど old まとめ 【名前】アンチ・スパイラル 【属性】宇宙 反螺旋族 【大きさ】宇宙そのもの 【特殊能力】自身の宇宙内は完全に支配している。 多次元宇宙内の10次元と11次元の狭間にいるため多元宇宙内の全次元を把握していても感知不能。 認識を実体化させられる自身の螺旋宇宙では相手に合わせたサイズになったり 銀河を投げたりビッグバン(対象を量子分解)を発生させたりも可能。 相手を多元宇宙に幽閉できるが「可能性=IF」を考えられる知性体が対象であり モグラ等の知能レベルの低い動物には効かない。 超高密度に圧縮された宇宙の海を突如発生させ、そこに対象を引きずり込める 【作品名】天元突破グレンラガン 【ジャンル】アニメ 【名前】アンチ・スパイラル(宇宙) 【属性】宇宙 反螺旋族 【大きさ】宇宙そのもの 【攻撃力】 自身の宇宙内であれば好きなサイズに実体化して グランゼボーマとなり戦闘可能。 銀河大(10万光年程度)の時のグランゼボーマは別途テンプレ参照 【防御力】宇宙並み 【素早さ】恐らくは移動不能。 反応はグランゼボーマ参照 【特殊能力】単一宇宙内の10次元と11次元の狭間にいる 存在のため宇宙内の全次元を把握していても感知不能。 認識を実体化させられる宇宙なのでグランゼボーマを 相手に合わせたサイズで好きな場所に出現させたり 銀河を掴んで投げたりビッグバンを発生させたりも可能。 自称では自身の宇宙内は完全に支配しているとのこと。 宇宙内の空間を操作し対象を目的の場所に辿り着かせないことが可能。 3次元から10次元と11次元の狭間に行けるワープ能力があっても突破不能。 自身の宇宙内の知性体の精神を無限の可能性に枝分かれする 多元宇宙に幽閉する。発動から数秒で完了。 「可能性=IF」を考えられる知性体が対象であり モグラ等の知能レベルの低い動物には効かない。 頭部以外全て機械の生体コンピュータなどは人間より若干時間はかかるが取り込み可能。 飛ばされた主人公が無数の多元宇宙を統合することで打ち破られた。 射程は自分の宇宙にいる奴らならどこでも任意に。 自身の宇宙の中に超高密度に圧縮された宇宙の海を突如発生させ、 下記のデススパイラルマシーンの効果によりそこに対象を引きずり込み 沈めることが可能。宇宙海中は銀河螺旋海溝となっており デススパイラルマシーン近づけば近づくほど圧縮率の高い水圧ならぬ 宇宙圧となっているため超質量の圧迫により物質が圧壊していく。 アシュタンガ級戦艦を一度には2つほど数秒程度で相手の前に出現させられる。 【備考】ラスボス 【名前】グランゼボーマ 【大きさ】5*10^25M=約52.8億光年(設定)の人型 自身の20数倍ほどに巨大化させた腕。 【攻撃力】 ビーム 全身の各部数十箇所から前方にビームを乱射。 弾速は1秒で銀河百数十個分。射程も銀河百数十個分程度。 1発1発が銀河半分位の爆発を起こす。延々と連射可能。 格闘 飛び蹴りで銀河を六つほど粉砕した。 背中についている巨大な二つの手で連続攻撃可能。 背中の手は銀河大の自身の20数倍まで巨大化して伸ばせる。 ドリル 上記の格闘でほとんどダメージを受けず、 さらにフルドリライズ状態になったグレンラガンを破壊した。 (中の超銀河グレンラガンまで破壊できなかった)。 銀河投げ 周囲の銀河を投げつける。破壊力は大きさ相応。 銀河十数個分程度と思われる距離を1,2秒で飛んでくる。 インフィニティ・ビッグバン・ストーム 二つの銀河団を元に宇宙創造エネルギーであるビッグバンを生じさせて放つ。 永劫に続く宇宙創成の業火。対象を量子まで分解させる熱量がある。 その威力は余波によって超銀河団を初めとした宇宙の創造が行われる程。 射程は自身の体長約52.8億光年の13倍以上程度で、エネルギー波の幅は約52.8億光年を超える大きさぐらい。 弾速は銀河投げ以上でグレンラガンの回避が間に合わない程。 エネルギー波はグレンラガンに直撃後その後方に大きく広がり 銀河の40倍の大きさの衝撃を形作った。 上記の格闘でほとんどダメージを受けないグレンラガンを大破寸前にした。 【防御力】 銀河破壊程度ではまるでダメージにならない。 修復機能があり、砕かれたドリルを一秒もしないうちに元通りにしている。 描写から見ると太陽系以上の大きさを一瞬で復元している。 【素早さ】 大きさ相応の達人以上の滑らかな動き。 一瞬で銀河数十個分上空に吹き飛ばしたグレンラガンに 回り込んですぐさま蹴りを叩き込める。 自身のビームの連射を銀河数十~100程度の間合いで 素早く動きながら回避するグレンラガンを上回る機動性。 【備考】テンプレ内のグレンラガン=天元突破グレンラガン 【名前】アシュタンガ級 【属性】アンチスパイラル戦艦 【大きさ】惑星並み 【攻撃力】 エネルギー波 惑星サイズほどのエネルギー波を放つ。 射程は惑星10数個分。弾速はそれを一瞬ぐらい。 小惑星投げ 小惑星数十個を押したり投げたりして対象にぶつける。 小惑星のサイズは月の八分の一ぐらい。射程は惑星10数個分。 ミサイル ミサイルを空間転移させ相手の直前や側面、後方などに 直接ミサイルを命中させる。月の3分の1ほどの爆発。 直撃すれば月より硬いフィールド纏った月大の戦艦を破壊可能。 連射可能。 確率変動弾 神の領域である確率変動(因果律操作)を行い、 螺旋フィールドにより何十個小惑星をぶつけられても全く揺るぎもしない 超銀河グレンラガンの防御能力を無効化して命中させる弾頭を発射する。 月ほどの大きさのある超銀河グレンラガンにかなりのダメージを与える。 1発の爆発規模は月の10分の1程度。射程は惑星10数個分。1度に数百発発射。 【防御力】 殴りつけた対象を螺旋状のエネルギーの奔流の中に飛ばし、その威力で時空間の壁を砕いた後、 次元境界面向こうの時空の彼方へと吹き飛ばすことのできるアークグレンラガンの攻撃を防ぐ。 【素早さ】 秒間で自身の大きさの100分1程度移動。(地球並みとすると秒速120km) 着弾までに数秒かかる超銀河グレンラガンの螺旋攻撃はランダムシュレディンガーワープで避けた。 数秒で数十個の小惑星を投げる程度の俊敏性はある。 【特殊能力】 ランダムシュレディンガーワープ 多次元確率変動を制御し、時間軸の中を揺れながら 敵を襲うことが出来る。 過去・現在・未来から攻撃することができる。 艦載機 5kmほどの岩石に顔がついた手や足だけの形をした機体。 ランダムシュレデリンガーワープを使用できる。 一瞬で数百km飛行しながら戦闘。 数十kmから自身のビームを避ける相手を掴んだり押さえつけたりできる。 一度に無量大数展開して相手を攻撃可能。 ビーム:連射可能。射程は惑星数個分ほど。弾速はそれを一瞬ぐらい。 1発が10kmほどの爆発。5kmロボットを破壊。 ※無量大数=10の68乗×50000000kg(ロボットの重さ) 現在、観測可能な宇宙の質量は3×10の58乗kg 【名前】デススパイラルマシン 【属性】アンチスパイラルの装置 【大きさ】本体は100㎞くらいと思われる。周囲のフィールドは複数の惑星間に及ぶほどの広さがある。 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】本体は大きさ相応のメカ並と思われる。ただしデススパイラルフィールドの影響は受けない。 螺旋変換シールド:10kmくらいのロボットに装備できるサイズの超高性能ミサイルで突破可能。 【素早さ】全く動かない。 【特殊能力】デススパイラルフィールド:空間と螺旋力を超高密度に圧縮した海のようなもの。 本体はその中心にいる。高重力を発生させていて、海の外にいる月戦艦も引きずりこめる。 内部は超高圧で、月戦艦でも徐々に破壊されていく。最深付近では圧壊確実。 深くなればなるほど圧力が増し、月戦艦から発射されるサイズの実弾兵器でもその高圧で破壊可能。 螺旋力を吸収するため、螺旋力を利用した兵器は出力が上がらなくなる。それを利用したビームも無効。 なお、高密度なので通常のレーザーやビームも拡散すると思われる。 8スレ目 363 名前:格無しさん[age] 投稿日:2007/10/06(土) 17 12 54 アンチスパイラル ×>ウラノス:万能負け ×>邪悪なる意思:宇宙吸収負け ○>『1』=イド=黒衣の者:多元宇宙幽閉勝ち △宇宙:宇宙同士引き分け 邪悪なる意思>アンチスパイラル>『1』=イド=黒衣の者
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/4190.html
目次 【時事】ニュースヨーコ・リットナー 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ヨーコ・リットナー 『キルラキル』『天元突破グレンラガン』『キズナイーバー』など、トリガーをコスプレで振り返る!! - アニメイトタイムズ 「天元突破グレンラガン」シモン、ヨーコ、カミナ達が期間限定で参戦! スマホゲーム“サモンズボード”と初コラボ(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『サモンズボード』×『天元突破グレンラガン』初コラボが開催中! - 電撃オンライン けんけん、過去のコスプレ写真から美スタイル際立つ4枚を公開「神がかっとる」と絶賛の声 (2021年1月26日) - エキサイトニュース figmaシグナムの剣は3種類に変更可能! ヨーコ・リットナーも入荷だ! (1/2) - ASCII.jp 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/天元突破グレンラガン ★★★★ 登場作品 参考/井上麻里奈 ★★★ キャスト タグ キャラクター 最終更新日時 2014-02-22 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/sakuga2/pages/28.html
■あ行・青木雄三 ■無敵超人ザンボット3 1話(5 17~) ■新ルパン三世 第2期オープニング ■新ルパン三世 第4期オープニング ■ルパン三世 ルパンvs複製人間(0 35~8 11) ■ルパン三世PARTIII オープニング・エンディング ■ルパン三世 バビロンの黄金伝説 ■シティーハンター 第1期オープニング(4 30~5 59) ■シティーハンター エンディング(8 51~) ■シティーハンタ 91 エンディング・阿部厳一郎 ■ネギま!? 14話 空中契約・新井淳 ■天元突破グレンラガン 22話(2 40~) ■ひぐらしのなく頃に 22話・今石洋之 ■武蔵伝Ⅱ オープニング・いまざきいつき ■鉄腕バーディーDECODE 5話・磯光雄 ■劇場版エヴァンゲリオン AIR 予告 ■EXPLORER WOMAN RAY ■ゴールデンボーイ 4話 ■かっ飛ばせ!ドリーマーズ ■機動戦士ガンダム0080 冒頭 ■雲のように風のように ■飛影 ■御先祖様万々歳! 4話 ■御先祖様万々歳! 6話 ■電脳戦隊ヴギィ ズ★エンジェル 3話・井上俊之 ■飛べ!くじらのピーク ■走れメロス ■gu-guガンモ劇場版 ■Clip Blue 6 #4・うつのみや理 ■鋼の錬金術師 49話(~0 53、1 22~) ■幽々白書 ビル破壊・ウニョン/Choi EunYoung ■ケモノヅメ 10話 ■妖奇士 12話・大久保宏 ■ノエイン 1話 完成画面&原撮&動撮(ムービーの前半)・大塚正実 ■クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(ダンス)・大平晋也 ■劇場版 ツバサ・クロニクル・小倉陳利 ■図書館戦争 8話■か行・岸田隆宏 ■鉄腕バーディーDECODE 3話(1 23~2 09) ■ノエイン 7話 完成画面&原撮&動撮(ムービーの後半)・工藤昌史 ■BLEACH-ブリーチ- 118話・久保田誓 ■天元突破グレンラガン 5話 ■天元突破グレンラガン 8話(殴る直前) ■天元突破グレンラガン 14話 サーカス■さ行・さとうけいいち ■シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート オープニング(2 57~4 29) ■シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート■た行・田中宏紀 ■ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜 ギア2(前半)■な行・中嶋敦子 ■ピースメーカー鐵・中田栄治 ■交響詩篇エウレカセブン 1話・中村豊 ■新世紀エヴァンゲリオン 9話 62秒バトル(0 36~0 58) ■SOUL EATER 1話 ■SOUL EATER 8話 ■SOUL EATER 15話 ■SOUL EATER 23話 ■.hack//Liminality 1話 ■鋼の錬金術師 49話(0 53~1 22)・西田達三 ■ゲゲゲの鬼太郎#39 西田達三パート ■祝!ビックリマン#34 西田達三パート ■出ましたっ!パワパフガールズZ 第07話 ■ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜(~0 47)■は行・平松禎史 ■天元突破グレンラガン 8話(グレンからカミナが飛び出す所~) ■天元突破グレンラガン 15話 ■天元突破グレンラガン 23話(8話と比べて観るも良)・古橋一浩 ■テイルズオブジアビス オープニング絵コンテ■ま行・増尾昭一 ■新世紀エヴァンゲリオン 9話 62秒バトル(0 58~1 05)・松本憲生 ■RD 潜脳調査室 16話 ■恋風 13話 ■忍空 2話 ■ノエイン 21話 ■ハンター×ハンター 22話 ■ハンター×ハンター 28話 ■らんま1/2 熱闘編 50話 ■烈火の炎 8話 ■烈火の炎 22話 その1 ■烈火の炎 22話 その2・森久司 ■ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜(1 15~)(憶測)■や行・山下清吾 ■鉄腕バーディーDECODE 1話 ■鉄腕バーディーDECODE 3話(~1 23)・山下高明 ■ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜(~1 15)(憶測)・山下宏幸 ■NARUTO疾風伝 67話・山下敏成 ■BURN-UP W オープニング・吉成鋼 ■交響詩篇エウレカセブン 49話 ■夢であえたら■ら行・りょーちも ■鉄腕バーディーDECODE 3話(2 09~)■わ行・渡部圭祐 ■新世紀エヴァンゲリオン 9話 62秒バトル(~0 35)
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/734.html
HAPPY END(3)◆ANI2to4ndE (――ウヌウ?――) 過去形になったのは、ガッシュの致命傷が瞬く間に癒えてしまったからである。 激痛が引き、鈍痛が治まり、重苦も軽くなって、万全の状態へと戻る。 折れていた骨が、再び接合し、血液の流れを正常に戻す。 潰れていた内臓が、巻き戻したように再生される。 裂けていた肌が、子供らしい玉肌に戻る。 死を覚悟した心は、活力を取り戻す。 復活する。 「こ、これは、いったい……?」 わけもわからず、ガッシュは弾かれるように起き上がった。 全身を見渡してみると、着衣やマントを含め、いたる箇所が新品同様に輝いている。 試しに飛び跳ねてみても、まったく苦痛を感じず、体調もすこぶる良好だった。 怪訝に思うガッシュだったが、ふと気づく。 後ろを振り向くと、ガッシュの赤い本が、〝金色〟に輝く姿があった。 本を持つねねねの表情は、驚嘆。 自身、魔本の発光に原因を見い出せない様子で、呆然と口を開閉している。 そんなときだ。 『不死者の再生能力をもってすれば、これくらい雑作もない……』 どこからともなく、落ち着いた大人の風格を漂わせる声が響く。 『なんたって死なないからね! どんな傷もあっという間に全回復さ』 続いて、同じ声が声色を変えて響いてきた。 一転して無邪気な子供のように聞こえる声を、ガッシュの耳は覚えていた。 まさか、そんなはずはない、とは思いながらも、つい振り向いてしまう。 傍ら、声の発信源として立つ礼装の男児を見た。 久方ぶりの顔ではにかんで見せ、ガッシュの顔を綻ばせる。 死んだはずのチェスワフ・メイエルが、そこにいた。 『お久しぶり、だね!』 チェスだけではない。彼の両肩に手を添え、姉のような微笑みを送るミリア・ハーヴェントの姿もあった。 共に不死者という肩書きを持ち、死ぬはずがなかった船上で、運命に翻弄された二人が……いる。 いつかと変わらぬ笑顔で、ガッシュに再会の言葉をかけ、頼もしく、温かく、包み込むように。 「チェス……ミリア……おぬしたち、いったいなぜ……!?」 『ピンチだったみたいだから、みんなで助けに来たのさ』 嬉しさのあまり、勝手に涙が零れた。 起こった事象の原因を究明する頭を、今のガッシュは持ち合わせてはいない。 ただ、仲間との再会が喜悦を齎し思慮を鈍らせる。目の前の敵が健在であることすら、 『おっと、ガッシュ。君が戦うべき相手はまだピンピンしている。みんなを守るんだろう?』 『――だったら、力を貸すぜ』 忘れそうになり、寸でのところで、高尚な男の声によって諭される。 巨頭のように聳えるグレンラガンに顔を向け直し、戦意を再燃させた表情で、睨み据えた。 ガッシュの闘争心に感化され、ねねねも改めて、金色に輝く本を構える。 そして唱えるのは、散っていった仲間たちの助力を受けての、新たなる術だ。 「シン・ガンズ・ブラックドッグ!!」 ねねねの言霊を鍵とし、ガッシュの周囲一帯に、漆黒の猟犬が顕現する。 影のように実態不確かなそれは、数にして六頭。 おぞましい犬歯をむき出しにして、グレンラガンの巨躯へと一斉に飛び掛った。 六頭の黒犬が、それぞれグレンラガンに牙を突きたてる。 貼りつくようにしつこく、逃走を許さぬほどに粘り強く。 ブラックドッグの異名を、その術技にまで浸透させ、グレンラガンの自由を奪う。 『喰らいついたら離すなよ、ガッシュ』 「ジェット!」 ガッシュの傍らでは、顎鬚禿頭の巨漢が愛銃たるワルサーP99を構え、黒犬を使役していた。 ジェット・ブラック。 彼の放つ獣の弾丸は標的を狙い撃ち、一撃必殺に至らずとも、喰らいついたら決して逃がさない。 『あら、そう言う割には弾幕が薄いんじゃない?』 グレンラガンが六頭の黒犬に噛みつかれている最中、それでは足りない、と女声が叱咤する。 ガッシュと並び立つジェットの反対側、ヴィクトリア朝式メイド服を纏う魔導師の姿があった。 「シン・クロスファイアー……」 ガッシュの周囲で、蛍火のような光球が舞う。 魔力スフィアと呼ばれるエネルギー体は、小さくはあるが数は無尽蔵、続々と出現を為し、 「……シュート!!」 未だ六頭の黒犬に絡まれるグレンラガンに、追い討ちをかけるように放たれた。 数も相まって、機関銃のような勢いで叩き込まれる魔力スフィアに、グレンラガンはたたらを踏む。 ガッシュの傍らでは、二丁の銃を構える船上メイド、ティアナ・ランスターがニッ、と微笑んでいた。 「チェス、ミリア、ジェット、それにティアナまで……おぬひたち、ひんだ、はずなのにぃ……」 『あーあー、泣くんじゃないわよガッシュ。いい男の子がみっともない』 『俺たち自身、驚いているがな。ま、最後のサプライズみたいなもんさ』 『ガッシュの想いが、奇跡を起こしたんだよきっと!』 『メークミラクルだね!』 ガッシュを支えるように佇む、四人の故人たち。 彼らは皆、宙に浮き、実体を持たず、淡い金色に包まれていた。 幽霊という単語を想起させ、しかしガッシュは深くは考えない。 こうやって、幾時間ぶりに会話をしていることが、なにより嬉しくてたまらなかった。 その嬉しさに比べれば、謎など些細なものだ。 「……主人公のピンチに、死んだ仲間が駆けつけるって? はは……使い古された少年漫画の展開じゃん」 金色の霊体は、金色の魔本を携えるねねねの目にも映っているのだろう。 不可思議な現象に思わず失笑が零れ、しかしそれらを否定する気は一切ない。 作家にとって、ご都合主義は嫌悪すべき概念であり、心強くもある切り札だった。 「いいネ。すごくいい。クライマックスにはこういう展開もアリってことね。ガッシュ、続けていくよ!」 「ウヌウ!!」 現パートナーであるねねねも戦意を取り戻し、勇みよくガッシュに再動を促した。 グレンラガンはまだ撃破したわけではない。反撃は加えたが、依然健在のままだ。 だからこそ、ガッシュの本を包む金色は、一層輝きを増す。 「シン・ノーベル・フラフープ!!」 ガッシュの指先に光が灯る。空を切るように輪を描くと、光の軌跡は徐々に拡大し、巨大なわっか状の光線と化した。 ガッシュは指先を軽く振り、一回転、二回転、三回転、十分に遠心力をつけ、解き放つ。 新体操に用いられるような光のフラフープは、輪投げの要領で頭からグレンラガンに嵌り、途端に縮小。 ジェットの銃とティアナの魔法による弾幕がやんだ瞬間、矢継ぎ早の連撃としてその巨躯を縛り付ける。 『上手い上手い! ガッシュ、結構こっちの才能もあるよ!』 「ウヌウ! アレンビーも手を貸してくれるのだな!?」 『もっちろん! さあ、みんなで倒すよ、あのデカブツ!』 『――んじゃま、夫婦初の共同作業といきましょうか。俺の愛しのアレンビー』 ガッシュの傍らに現れた新たな助っ人は、一人の少女と一羽の鳥。 ピッチリとしたレオタードは本物の新体操選手を思わせ、人語を発する黒い鳥はやたらとキザっぽい。 そんな二人のやり取りが、懐かしく。ガッシュはうれし涙を溜めながら、アレンビー・ビアズリーとキールに感謝した。 『役立たずの相棒はどっかでおねんねしてるみてーだしなぁ! ここはいっちょ、俺たちが……』 「ウヌウ! ジンからおいしいところを掻っ攫うわけだな、キール!」 『そーゆーこと。派手にいくぜご両人! LOVEなら俺とアレンビーだって負けちゃいないってね!』 キールが金色を纏いながら羽ばたき、ガッシュの右腕に縋りつく。 全身を撓らせ、篭手のような形態で絡みつくと、大きく開けたくちばしをグレンラガンへと向けた。 フラフープに身を拘束されているグレンラガンは、この瞬間のみ単なる木偶の坊と化す。 銃口となったくちばしが標的を狙い撃つには、十分な条件が整った。 「シン・キール・ロワイヤル!!」 ガッシュの右腕、キールのくちばしから、金色の光線が放たれた。 その輝きはグレンラガンから溢れ出る碧と桃の色を埋め尽くし、天空を金一色に染め上げる。 さしもの巨体も直立不動とはいかず、放たれた金色の奔流に一歩、また一歩と後退を余儀なくされる。 「ヌゥォオオオオオオオオオオ!!」 力の解放は続き、衰えるどころか火勢を増して、ついにはグレンラガンの装甲を削ぐに至った。 光線の放出が終わると同時、キールはガッシュの右腕から飛び立ち、グレンラガンの惨状を見て不満げにごちた。 『しぶてーねぇ。あれだけくらってまだ壊れないなんて』 『あっちもそれだけ必死ってことでしょ。ほらガッシュ! 今度はあっちから攻めてきたよ!』 鉄壁を誇っていたグレンラガンが、ここにきて守勢を強いられていた。 そんな戦況を覆さんと、今度はグレンラガンのほうから、攻勢に出るため踏み込んでくる。 超重の歩みが地響きを生み、愚直な突進にガッシュは一瞬、対処法を悩んだ。 術で迎え撃つか、回避すべきか、決断を迫られる間際、 『引くなガッシュ! 真正面から投げ飛ばせ!!』 「――!」 渋みのある男声に促され、自然と足は前へ出た。 駆け込んでくるグレンラガンに真っ向から対するため、ガッシュもまた走る。 衝突の瞬間、 「シン・ラウザルク!!」 上空に現れた灰色の雲より、ガッシュに雷が落ちる。 狙いすましたような落雷は、しかし天災ではない。 構わず、ガッシュはグレンラガンのつま先を掴み、 「ヌゥ……」 そのまま持ち上げ、突進の勢いを殺した。 地から足が離れ、バランスを崩したグレンラガンの比重を、小柄なガッシュが抱えきる。 ぐらっ、と大地が震え、巨体が宙に浮いた。 「……おぉおおおおおおおおおおおお……」 両腕で抱えたグレンラガンのつま先を支点に、激震。 ぐらん、ぐらん、とグレンラガンがやじろべえのように揺れ、ガッシュはそれを身動き不可能と見るや否や、 「……おおおらあああっしゃああああああああ!!」 柔道における一本背負いの要領で、豪快に投げ飛ばした。 自身の何倍もの体格を、法則すら無視して地にたたきつける。 下敷きになった建築物は軒並み倒壊し、グレンラガンは残骸に沈んだ。 『剣持勇直伝の一本背負い! 上出来だガッシュ。なかなか筋がいいぞ』 「ウヌウ……まったく重みを感じなかったのだ。すごい、すごいぞ勇!」 こげ茶色のスーツを着た年配の刑事が、ガッシュと万歳三唱する。 自身、ヴィラルに同じ技をかけた経験があり、ガッシュとは夢を語り合った仲である、剣持勇だ。 『っと、気を抜くなよガッシュ。奴さん、まだやる気満々みてぇだぜ』 「ウム。皆が力を貸してくれる……私とて、まだまだやれるのだ!!」 続々と駆けつけてくる仲間たちの魂に、ガッシュの戦意は鼓舞され、戦闘続行の原動力となる。 装甲を損傷し、地面に勢いよく激突したグレンラガンも、大破には至っていない。 悠然とした動作で起き上がり、二本の足で屹立してみせる。 その巨大さゆえ緩慢なグレンラガンの立て直しを、〝地獄の傀儡師〟は行儀よく待ったりはしない。 「シン・サスペリア・バルカディオン!!」 グレンラガンが起き上がった瞬間を狙い、矢継ぎ早に仕掛ける。 唱えた術の効果はグレンラガンの周囲、取り囲むように出現した二種七体の人形の姿で反映される。 ティアナと同じようなヴィクトリア朝式メイド服姿のドールが三体、包丁を握っていた。 スティックタイプのお菓子の箱を胴とし、割り箸を手足とした不細工な工作が四体、漂うのみ。 それら七体が皆人間大の大きさを持ち、、グレンラガンを幻惑するように周囲を旋回。 ときには包丁で襲い掛かり、ときには口からミサイルを発射し、ときにはお茶を零し、ときには口をパカパカと開け閉めし、翻弄する。 四体のメイド人形と四体のバルカン300を操るのは、人形繰りの技巧に長けた犯罪芸術家、高遠遙一だ。 『安易な横文字は好きではありませんのでね……タイトルをつけるならば、〝地獄の人形劇〟とでもいったところでしょうか』 「ウヌウ! ティアナとバルカンが踊っているようなのだ! すごいのだ!」 人形劇とはよく言ったもので、グレンラガンは悪い魔女、人形たちは七人の小人を連想させた。 それでいて術としての性能も抜群に発揮できており、見るものに楽しさを与える点が、奇術師としての創意工夫の結果でもある。 ガッシュは爛々と眼を輝かせ、グレンラガンは鬱陶しそうに腕を振り回し、高遠は鷹揚に微笑んでみせた。 「シン・レード・ザ・ペーパー!!」 地獄の人形劇が繰り広げられる中、舞台上、グレンラガンを包囲するように紙吹雪が舞った。 一枚一枚が国旗のように大きく、それでいて鉄板のように硬質化している。 まるで意思を持ったように飛び回る紙がグレンラガンの装甲に触れると、一閃の傷が走った。 それが無数、接触するたびにグレンラガンを切りつけていく。 グレンラガンの周りを、さながらミキサーのように、轟然と紙が踊り狂う。 「ウヌウ、これはいったい誰の術なのだ?」 見覚えのない技にガッシュがいぶかしみ、術を唱えたねねねのほうへ目を向けた。 そして、彼女の左右に浮かぶ〝紙〟を構えた女性と女の子を見て、すぐさま理解する。 ガッシュだけではない。ガッシュと共に戦っている友――菫川ねねねにも、心強い仲間がいたのだ。 『書きましょう、先生。その本には、まだまだ加筆できる部分が残っているんですから』 『本で戦う作家なんて、紙使いよりよっぽど変。けど、ここ一番なんだから踏ん張ってよね』 「安心すれ。気合とか、根性とか、そういうのは作家の専売特許だってーの」 絶望に暮れていたねねねはすっかり元の調子を取り戻し、歯を覗かせて笑っていた。 読子・リードマンとアニタ・キング、二人の紙使いに励まされながら、心の力の放出を続ける。 『気合と根性……ですか。それなら、刑事を務める私とて得意とする分野です。なにせロスでは――』 『オッス! それならわたしだって負けてないッス!』 『おいおい私を誰だと思ってるんだ? 無敵のパルコ・フォルゴレだぜっ!?』 「だー! あんたら三人はなんのために出てきた!?」 かと思えば、ここぞとばかりに新たな立会人が三名、ねねねを激励しに馳せ参じる。 クラシックなスーツを着こなす眼鏡の男性と、体操着にブルマ姿の女児、そしてイタリアの英雄パルコ・フォルゴレだった。 やんややんやと騒ぎ立てる三人は、やはりねねねにも縁深い者たちなのだろう。 ガッシュも思わず、笑顔をほころばせる……なにはともあれ。 後ろで術を唱えてくれるパートナーと、彼女を支える仲間たちに、ガッシュは安堵を覚え――Vの体勢を取った。 「う、ウヌウ!?」 『ウヌウ、ではぬわぁ~い! Vの体勢を維持せよ、ガッーシュ!!」 両腕を空に向かってピンと伸ばし、足は爪先立ち。 体のラインでアルファベットの『V』を形作り、ピタリと停止。 『荘厳回転(グロリアスレヴォリューション)3・6・0(スリー・シックス・オー)……』 グレンラガンの周囲を覆っていたメイド、バルカン300、硬質化した紙が次々と回転しだし、 華麗なるVの最強術を放つための条件が整った。 「シン・チャーグル・イミスドン!!」 三百六十度回転を続ける人形と紙から、V状の光線が一斉放射される。 一つは天に向かって雲を突き、一つは地に向かって路面を穿ち、多くはグレンラガンに向かって、装甲を破壊していった。 広範囲高威力ながら、命中率もなにもあったものではない無造作で乱雑な攻撃は、ガッシュにVの体勢を指示するビクトリームによるものである。 『ぬぅわぁーっはっはっは! 見たかアホタレめぇ!! 生前見せられなかった華麗なるビクトリーム様の本領発揮よぉ』 「ウヌ……ビクトリームまで来てくれたのだな」 『あたぼうよガッシュ。なんてったって君と僕はマブダチじゃあん?』 「うっ、ウヌ……ウヌウ?」 思わぬ助っ人に半ば困惑するガッシュだったが、この攻撃が決定打となった。 Vの光線がやみ、人形や紙も消え、後に残ったのはボロボロの外観を纏うグレンラガンだけとなる。 火花を散らす裂傷、歪み拉げた装甲、熱で溶解し始める四肢、焼き切れた計器を示す煙。 もはや、ここの状態から挽回してくるはずもあるまい、と一瞬思うが、すぐに首を振る。 初手としてバオウ・ザケルガを決めた際の再生能力。 あれを視野に入れれば、やはり完全破壊を見届けなければ勝ち鬨をあげる気にはなれない。 駆動もやっとといった様子のグレンラガンに、ガッシュは気を引き締めなおし、右腕を振り上げた。 『そうだ……やるのなら、もっと徹底しろ』 ガッシュの背後に、褐色肌の傷面が立つ。 仰々しい刺青を彫った右腕が、ガッシュの振り上げた右腕とシンクロし、 「シン・スカー・クロウ・ディスグルグ!!」 ガッシュの背後の傷の男(スカー)、そのさらに背後……浅黒い肌色を纏った巨大な右手が、具現化した。 その右手はスカーの動きに、ひいてはガッシュの動きに合わせ、グレンラガンを掌握せんと放たれる。 ほぼ同一の大きさを誇るそれは、グレンラガンの巨躯を強く握り締め、瞬間、閃光が迸った。 破壊を告げる錬成反応。掌の中のグレンラガンは、巨大な掌の握力と分解効果に襲われ、ついに大破した。 「う、ウヌウ……容赦がないのだ……」 『容赦はしなくて正解だ。ガッシュ。もう、誰も死なせるな』 「……ウム。わかったのだ、スカー」 慌しくも、死亡直後に駆けつけて来てくれたスカーの魂。 自身が不甲斐ないばかりに守れなかった仲間の想いを、ガッシュが受け継ぐ。 スカーの術によって大破したグレンラガンは、爆発こそしていないものの、既に満身創痍を越えた損傷度合いだ。 胸部のサングラスは粉々に砕け、両腕部は肩口からもげ、脚部はどうにか無事なために、転倒だけは免れている状態である。 『だけど油断しないで。シモンのグレンラガンは、頭のラガンさえ無事なら、まだ復活する可能性があります』 そう、助言を届けにやって来たのは、グレンラガンというガンメンを人並み以上によく知る少女、ニアだった。 ガッシュの肩に手を添えながら、エメラルドグリーンの輝きを纏った眼差しを向ける。 「ニア。私は……もう、誰にも死んでほしくはない。守りたいのだ。ねねねやジンを、みんなを、みんなで螺旋王を倒すのだ!」 『思いは一緒よ、ガッシュ。シモンやヨーコさんも、ここにはいないカミナさんも……そう、あなたのパートナーだって』 ガッシュの肩に添えられたニアの手が、そっと離れる。 代わりに、ニアのものよりは大きい、武骨な手が乗せられた。 魔界の王を決める戦いの参加資格にして武器たる本を、掴んで離さず。 どんな衝撃を受けようともページを開き、敵に渡しはしなかった強固な手。 触れただけでも心強い、絆の握力を肩幅に感じる。 振り返らずとも、ガッシュは最高のパートナーの存在を察知した。 『……よく。よく頑張ったな、ガッシュ』 「いいや……まだ終わってはいないのだ、清麿」 賛辞にはまだ早い、とガッシュは確固たる意志で敵を睨み据える。 紫電の眼差しは魔界の王子として、最後の関門を射竦める。 傍らの親友、高嶺清麿は友の成長を鑑み、フッと微笑んだ。 『そうだな。まだ終わっちゃいない。俺たちの戦いは、まだまだ続くんだ』 「ウヌウ。そのためにも、ヴィラルとシャマルはここで倒す! ……しかし清麿、私の本のあの輝きは、いったいどうしてしまったのだ?」 『俺にもよくわからんが、あの本を通じて映像が見えたんだ。死んだはずの俺たちに、危機に立ち向かうガッシュたちの姿が送られてきた』 『ここにいるみんなはそれを見て、ガッシュの助けになりたいと思い駆けつけてきたんです』 清麿とニアが、ガッシュを支えるように寄り添う。 その後ろには、金色に輝く本を携えたねねねと、読子とアニタの姿が。 さらにチェスやミリア、ティアナ、ジェット、アレンビー、キール、剣持、高遠、ビクトリーム、スカー……志を同じくする仲間たちが、一同に会していた。 『さあガッシュ。グレンラガンを倒すために、最後の術を。私やシモンの、大グレン団のみんなの力、受け取って』 『イメージするのはバリーの術だ。グレンラガンにも負けないような特大のドリルで……天を突け、ガッシュ!!』 「おぉおおおッ!!」 皆に支えられて、ガッシュはここに立っている。 親に捨てられ、世知辛く暮らしてきた幼少時代。 そのときの記憶すら失っての、闘争への強制参加。 けれど得られたものは大きく、ガッシュは立派に成長した。 自身をここまで導いてくれた全てのものに感謝し、応えるために。 ガッシュは、右腕を天高く掲げ――今、最後の術を発動する。 「シン・ドルザケル――ッ!!」 ねねねの持つ魔本が、オーロラのように眩く、鮮明な輝きを発する。 螺旋力を象徴する碧と、ガッシュを象徴する金色、書本来の色である赤、混じって合わさる煌き。 宿した心の力はねねね一人のものではない、多くの仲間から授かった力、容量は底なしの無尽蔵。 ガッシュの右腕を包む雷撃の塵が、逆巻き渦となる。 それは空に昇っていくにつれ先端を鋭く研磨し、螺旋を形成する。 グレンラガンのギガドリルブレイクにも匹敵する、巨大な電撃のドリル。 旋回とともに迸る閃光は、雲を裂き、天蓋を穿ち、月まで届いて螺旋の王に脅威を届ける。 これが、決着の一撃だ。 『……ガッシュ。最後に一つだけ確認したい』 「ウヌ、なんなのだ清麿?」 『おまえの居場所は、ここにあるのか?』 矛を向ける間際、清麿がガッシュに問うた、意味深長な一言。 ガッシュは深くは考えず、心で理解し、質問に答える。 「ウヌウ! なにを言っているのだ清麿。私の居場所はここにある。ここ以外のどこにもありはしない。 ヴィラルとシャマルを倒し、皆を守り、螺旋王を玉座から引き摺り下ろし、元の世界に帰って、また王を目指すのだ。 いや……目指すのではない。私は、王になる。ねねねが力を貸してくれる。皆をしあわせにする、王に。 聞いてくれ清麿。清麿がいなくなっても、私は戦えるのだ。大きな声で、自分の夢を叫ぶことができるのだ」 ガッシュは大きく息を吸い込み、全世界に響き渡るように宣誓する。 「私は――やさしい王様になるのだぁああああああああああああッ!!」 力一杯の叫びが、仲間たちの胸に届く。 清麿は、ただ笑った。 共に覇業を駆け抜けた、かつての戦友として。 ガッシュの勇ましさを嬉しく思い、彼の頭をわしゃわしゃと撫で回す。 『それでこそガッシュだ! なら問題はねぇ……おまえは、〝この世界〟で王になる! 絶対にな!』 「ウヌウ! 絶対なのだ! だからいくぞ清麿! この一撃で――」 ガッシュは決着の一撃、雷撃のドリルを、グレンラガンに放つ。 悲願の成就、闘争の終焉、誰もがしあわせに暮らせる未来を目指して―― ……そんな、お話。 願いは空に、遠い遠い宇宙の裏側にまで届く。 望んだのは現実としての幸福、それがまやかしだと気づかなければ。 走り抜けてきた過去は、決して無駄ではないはずだから。 馬追い声のように響く騒がしき後方は、振り返らない。 灯台の如きゆらめきへ一目散、前へ、愚直なほど前へ。 こうだったらいいのに……という、拙く儚い想い。 れっきとした現実には違いないが、現実とは違う場所。 はじめて味わう極上の形に酔いしれて、永遠に気づかず。 全ての艱難辛苦から逃れ、脱落者として目を背けた隔離世。 部分的にでも違和感を覚えたのなら、あるいはどうだろうか。 夢には違いない。それでも、命の風鈴は音を奏でることをやめ。 死の間際に見た安楽の名前は――あるいは、多元宇宙迷宮と呼ばれる幸せの形なのかもしれない。 ◇ 「――戦士の旅立ちだ。しばしの間だけ、時間をくれてやる――」 人が見る夢は儚いものだと、誰かが呟いた。 詩人でもなく、歌人でもなく、絶望を知った者の嘆きである。 夢は叶う。夢は叶えるもの。夢を叶えるために、人は頑張る。 ただ、夢は叶わずして潰える場合もある。悲しい事実として。 少女の頃から作家になりたいと願い、見事夢を叶えてみせた菫川ねねねは、思い知る。 夢は、潰えるのだ。 ここでは、ひとつ。純粋無垢な少年の、年相応な願いと、不相応な志が、一挙に。 夢は、潰えたのだ。 ガッシュ・ベルの、王になりたいという願いは、もう―― 「あ、ああ……」 ドリルという名の矛を収めたグレンラガンが、見下ろす。 頭部と胸部、二つの顔で崩れ落ちるねねねを、見下ろす。 ヴィラルとシャマルは黙して表情を隠し、ただ見下ろす。 ねねねの目の前には、無残な子供の体がひとつ、横たわっていた。 グレンラガンのドリルを受け止めるも、そこで力尽き、直後の攻撃に耐えられなかったガッシュ・ベルのなれの果てである。 本来の体の頑丈さもあって、まだ人の形は保てていた。 だが、全身各所からは骨が飛び出て、関節は逆方向に曲がり、肌の色は血に染まった赤で満たされている。 顔つきは、明らかな死人の形相。微かに聞こえる荒い呼気が、まだ辛うじて存命しているという事実を知らせていた。 「がっ……あぁ……」 潰えようとしている命に、ねねねは語りかけるべき言葉を見失う。 辺りを見渡してみれば、破壊の名残の他に、無数の物品が転がっていた。 ビチビチと跳ねるブリ、墓標のように突き刺さる扇、容器から零れた薬剤に、潰れたバルカン300。 ガッシュの所持していた荷物が散乱しており、しかしその中に彼の命を助ける万能薬に等しき道具は存在しない。 いや、あるいは――と思い立ち、ねねねはすぐ近くにあったジッポライターを拾い上げる。 剣持勇の遺品となってしまったそれを使い、ガッシュの赤い本を燃やそうと試みた。 本が燃えてしまえば、魔界の王を決める戦いからは脱落し、生きたまま魔界に強制送還される。 そんなルールを聞き覚えていたからこその行動だったが、結果は知識とは食い違った。 (燃えろ……) 赤い本にいくら着火しようとも、焦げ一つつかない。 火力が不足しているわけではなく、熱がまるで伝わらないのだ。 ライターの火種を近づけようとしても、手が寸でのところで止まってしまう。 (燃えない……なんで……どうして……) これだけが、ガッシュを救える唯一の手段であると信じていたのに。 燃えない紙など話と違う……とねねねは悲観に暮れ、思い出す。 ある種、魔物のパートナーを務める上では重要な事項を、失念していた。 (魔物とそのパートナーは……自分で自分の本を燃やすことが、できない) 清麿やガッシュから聞き及んでいた予備知識は、追い風となってねねねの闇を深くする。 魔界の王を決める戦いは厳正かつ過酷、白旗を揚げることは許されないのだ。 心根のやさしい魔物でも、闘争に参加しなければならないように、制約を設けられていた。 (……ッ! 知るか……そんなの、そんなの知ったこっちゃない!) そんなルールは、この世界では適用されない。 ねねねはガッシュの本来のパートナーではなく、代理人なのだから。 そう都合よくルールが捻じ曲げられていれば、どれだけ楽だったろうか。 (燃えろ……燃えろ……本……燃えて……) 作家である自分が、本を焼却することにここまで躍起になっている。 おかしな違和感を覚え、それでもねねねはライターを本に押し付けた。 ライターを押し当てる手は熱気を帯び、しかし火傷など恐れず、がむしゃらに。 (螺旋力でもなんでもいい……理屈じゃないんだろ……気合でどうにかなるんだろ!) 自分の愚かな願望を、肯定してくれる声がほしい。 ただ一つの命を救いたい、そのために道理を蹴っ飛ばすだけの気合がほしい。 気合なら負けていない、根性なら負けていない、やってやるという意志は―― (……………………誰かっ!!) 結局、本を燃やせない、ガッシュを救えないという結論を叩きつけられ……折れる。 何度も点火を繰り返すうちに、親指の皮が剥け、痺れる。 ライターが手からぽろっと零れ、拾えない。 (誰か……誰かこの本を燃やして――――っ!) ねねねは、声なく願った――そうこうしている内に、 ガッシュの口から奏でられる擦れた空気の音は消え、 「…………っ…………ぁ…………――――――――」 音とも声とも識別できない呻きの後、完全に沈黙。 微かに脈動を続けていた心臓も、停止。 ガッシュは、絶命した。 「――――っ!!」 ねねねは、嘆きの絶叫も、悲しみの嗚咽も出せず、歯を食いしばった。 涙で頬を濡らし、眼鏡を鼻先までズラしてなお直そうとはせず、死に絶えたガッシュを見つめ続ける。 くしゃくしゃになって、泣き崩れようともせず。そんなことが無駄であることは、大いに思い知ってしまっていたから。 ねねねの眼前には、未だ健在のグレンラガンが聳え立っている。 もう、なにをやっても無駄だと悟った。 潰えたのは夢だけではない。命も、希望も――意地さえも。 なにもかもがドリルに打ち砕かれて、粉として舞う。 だからこそ――ねねねは、静かにそのときを待った。 グレンラガンを操る二人の男女は、そんな弱者の諦観を重んじはしない。 敵はあくまでも敵として。愛の障害を滅ぼさんと、拳を振り上げる。 大仰な技や武器はいらない。今のねねねに抗う術などないのだから。 終わりを迎えよう。なにもかも捨て去って、今日に沈もう。 そして、グレンラガンの拳が振り下ろされた。 「超級……覇王……ッ!」 その鉄槌がねねねに下される、わずかの間。 グレンラガンの頭部目掛けて、竜巻状のなにかが飛来する。 「……電影だぁあああああああああああああん!!」 その竜巻は、捻りを加えた回転が大気を巻き込む様。 その竜巻は、単純に名を与えるだけならば突撃の二文字で事足りる。 その竜巻は、だからこそグレンラガンの巨体を揺るがす。 流派東方不敗が奥義、超級覇王電影弾でもって、男は戦闘に介入した。 不意の攻撃をこめかみの辺りに受け、グレンラガンが揺れる。 ねねねを潰さんとしていた拳は寸前で停止、引き戻される。 体勢を立て直したグレンラガンの視点は、もうねねねには向いていなかった。 唐突に現れた、鉢巻きの武闘家。 ヴィラルもシャマルも面識はあるものの、ねねねの一味とは認識していなかった新たなる敵。 「ヴィラル! シャマル!」 グレンラガンに一撃を与え大地に降り立ち、間髪入れず敵対者を名指しするその男。 ねねねたちとは別働班、作戦が狂った際のメンテナーとして準備していた、その男。 ――ドモン・カッシュ。 「俺はおまえたちが愛し合う仲だと認め、だからこそ頼む!」 いきなりの先制は、ねねねの窮地を救うためのものにすぎない。 彼は格闘家であり、だからこそ不意打ちなどといった戦法も好まない。 如何な外道、如何な関門とて、その身一つで打ち破ってこそのガンダムファイターだ。 「一対一だ――俺を、追って来い!」 ドモンの思惑はいったいなんなのか、ヴィラルとシャマルにそう言いつけ、この場より走り去ってしまった。 取り残されたねねねは、ドモンに声をかける暇も与えられず、再び一人となる。 ドモンが介入したところで、変わらない。絶望の再開だ。 しかしグレンラガンは、ねねねに再び拳を振るおうとはせず、歩み出した。 ドモンが走り去っていった方角に、ねねねには一瞥もくれることなく、追撃を開始する。 ねねねはその為様を、呆然と見送った。物言わなくなったガッシュの亡骸を抱えながら。 「……おねーさん」 やがてねねねのもとに、姿を消していたジンが現れた。 着古した黄色のコートをさらにボロボロにし、よろめいた足取りで近寄ってくる。 今までどこでなにをしていた、と咎めることはできない。ジンとて、それなりの深手を負っているのだろう。 虚ろな目を向けるねねねに、ジンは気を失っていたところをドモンに助けてもらったと証言した。 即死しなかっただけ儲けものだ、といつもの軽口に、しかし笑みは纏わない。 ねねねにかける言葉はなく、ただガッシュを抱き、黙る。 「ドモンが来てくれなかったら、ヤバかった……いや、もう事態はヤバイなんてレベルをとうに超えちまってる」 スカーが死に、ガッシュも死んだ。 これ以上の絶望が、あるとでもいうのだろうか。 「それでも、だ。菫川ねねねと王ドロボウは生き永らえた」 残った事実を、ジンは告げる。 だから――? そう、ねねねは問いたかった。 でも今は、喋る気力も失せてしまっている。 「これを、どう受け取る――?」 ジンの問いかけに答えを用意するのは疎か、頭で考えることすらできはしない。 強く、強く……壊してしまいそうなくらい、強く。 ガッシュを抱いて離さぬことで、ねねねはジンに応えた。 ◇ 駆けつけてすぐに、ジャンクのように投棄されていたジンを発見した。 重傷ではあったが、瀕死まではいかず、意識もあれば体もちゃんと動いた。 ドモンはジンに事のあらましを聞き、スカーが死んだことも知った。 ――男は走る。誇りを捨てろ、魂を売れ、悪魔になれという囁きを受けて。 「なにがガンダムファイターだ。なにがキング・オブ・ハートだ」 脅威とは思っていたが、彼らの愛がこうも容易く仲間の命を絶つとは、思わなかった。 スカーの死を嘆き、遅れを取った自身の不甲斐なさを戒め、だからこそ闘争心が湧いた。 もう誰も死なせはしないと、そう決意した矢先に、死に絶えたガッシュと死の間際にあったねねねを発見した。 ――男は駆ける。力を欲しながら、欲望の目的を考えながら、ただひたすらに。 「スカーが死に、ガッシュも死んだ。俺たちは、屈するしかないのか?」 犠牲者は二名、勇猛果敢な二人の士が命を落とした。 彼らに対し、ドモンがしてやれることは追悼でも仇討ちでもない。 想いを継いでの、計画の成功――元の世界へ、生きて帰ることだ。 ――男は目指す。選択の間へ、懊悩と熟考を繰り返しながら、しかし本能の導くままに。 「……ふざけるな!」 猛りに合わせた怒声が、熱気に満ちた空気を劈いた。 疾駆する足は、焦熱を帯び、追跡者を突き放す。 逃走に徹しているこの状況を悔しく思い、舌を打つ。 愛を知る者として、ここにはいない伴侶を思いもした。 彼と彼女の愛を真っ向から受け止めるには、力不足だ。 仲間を守るにも、戦闘欲を満たすにも、己では力不足だ。 「俺は――悪魔には屈しない! この拳で、必ずや勝利を掴んでやるッ!!」 そして、ドモン・カッシュはその空間に辿り着いた。 好敵手を引きつけた先、自身が悪魔と称す力に縋るため。 否――仲間のために、己のために、約束された勝利をこの手に掴み取るために。 時系列順に読む Back HAPPY END(2) Next HAPPY END(4) 投下順に読む Back HAPPY END(2) Next HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) ヴィラル 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) シャマル 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) スカー(傷の男) 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) ガッシュ・ベル 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) 菫川ねねね 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) ジン 285 HAPPY END(4) 282 愛に時間をⅣ ドモン・カッシュ 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) 東方不敗 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) チミルフ 285 HAPPY END(4) 285 HAPPY END(2) 不動のグアーム 285 HAPPY END(4)
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/700.html
宿命の対決!グレン V.S ラガン(後編) ◆RwRVJyFBpg キュゥン、キュゥン、キュゥン。 土煙が辺り一面を覆っている。 ヴィラルの放った渾身の一撃は凄まじいまでの爆風を生み、それがこの塵を舞い上げたのだ。 空気を占める砂の濃度は高い。 入り込んだ人間がいれば、ここを砂嵐の中だと錯覚するだろう。 風はなく、塵はただゆらゆらとたゆたっている。 キュゥン、キュゥン、キュゥン。 だが、視界を塞ぐそんな砂霧も時間が経てば少しづつ晴れてくる。 いかに風がなかろうと、空に舞った塵は重力に従って順々に落ちてくる。 カーキ色一色に沈んでいた風景が徐々に精彩を取り戻す。 キュゥン、キュゥン、キュゥン。 色を取り戻してみれば、そこは川辺の住宅街。 低いマンションや一戸建ての住宅がごちゃごちゃと立ち並ぶごく普通の街。 戦う二人はいつの間にか崩落のステージを抜け出し、今では随分遠くまで来てしまったのだろう。 その街は破壊のあとが薄く、建物は比較的原型を留めていた。 キュゥン、キュゥン、キュゥン。 しかし、そんな一見平和に見える場所もこの凄惨な殺し合いの舞台である以上、その影を拭い去ることはできない。 空を覆っていた砂がほとんど晴れ、見通しがきくようになってみると、それがよく分かる。 この住宅街の東。グレンが降り立った場所からほんの200mほどの地点にその異常はあった。 街が唐突に途切れ、底の見えない断崖が左右に果てしなく続いている。 その端を目で追えば、この断崖がただの崖ではなく、ぽっかりと空いた巨大な穴だと気づく。 キュゥン、キュゥン、キュゥン。 そう、ここはB-6。B-7とのエリア境界線付近。 かつて黒い太陽による災禍が巻き起こった刑務所、その隣のエリア。 大地に空いた巨大な穴は大怪球が齎した破壊の爪痕だ。 この街はそのおぞましき大崩壊からかろうじて難を逃れた幸運の地なのである。 キュゥン、キュゥン、キュゥン。 そしてその幸運の地が、男達の戦い、その第二ラウンドの舞台となる! 「おい、キュンキュンキュンキュンうるせえぞ! それとも何かぁ?テメエのドリルは犬コロみてえにきゃんきゃん唸るしか能がねえのかぁ?」 カミナの悪態が聞こえる。 刑務所瓦解の難を避け、わずかに残った民家、その一つを足の下に敷きながらグレンに乗った男が喋る。 「グッ、貴ッ様ァァァァァァァァ~~~~~~」 グレンを貫き、真っ二つにするはずだったラガンは道半ばで止められたのだ。 確かにラガンのドリルはグレンの頭頂部を破壊し、グレンの機体にめり込んではいる。 さらにその破壊を進め、予定通り機体を引き裂こうとキュゥン、キュゥンとドリルを回し続けてもいる。 しかし、グレンの赤い腕と黒い掌にガッチリと押さえられ、そこから先にはどうしても進むことができない。 「どぉでぇ!カミナ流、真ドリル白刃取りだぜ! 恐れ入ったか!」 「カミナ……流石にそのネーミングは無理矢理すぎませんか……」 「おぉのれええええええええええええ!!!!」 確信した勝利に傷をつけられ、ヴィラルの手に怒りが篭る。 バーニアを再び吹かし、押し通ろうと力を篭める。 しかしカミナも負けてはいない。暴れるラガンを押さえつけ、通られまいと押し戻す。 操縦桿に気合を篭めて、腕に力を送り込む。 「シャマル!もう一度あの魔法を……」 力ずくでダメならと、ヴィラルはパートナーの絡め手に頼る。 「……ダメよヴィラルさん。ここで鋼の軛を使えば、私たちも巻き込まれるわ」 しかし、その返事は期待には到底、そぐわないものだった。 鋼の軛、それは十メートル弱にも及ぶ光の刃を地上から発生させ、 それによって相手を撃破したり、動きを封じたりする魔法だ。 この密着した状態で無理に使えば、敵ごとこちらのラガンも貫きかねない。 「クッ……そうか……」 あてがはずれ、ヴィラルの表情が歪む。 あの魔法が使えないとすると、ここからは単純な力比べだ。 ヴィラルが押し、カミナが押し返す。 事態は膠着し、戦いは五分の状態に戻される。 (五分だと?いや、違うな。 今までこちらが押していたのを、受け止めて膠着に持ち込んだんだ。 戦いの流れは今、確実に向こうにある。 それに……) ガリッ。 ヴィラルがその懸念を抱くのとほぼ同時、天井からひっかくような不穏な音が響いた。 「……さぁてヴィラル、そろそろお遊びはおしまいだ。 シモンのラガンを返してもらうぜぇ? テメエらが大人しく出てきて負けを認めんならそれでよし。 人を殺そうとしたおしおきはきっちり受けてもらうが、命まで取るたぁ言わねぇ。 だが、もし、テメエらがあくまでまだやるってんなら……腕ずくで行かせてもらうぜッ!」 ガリッガリッ。 その宣言と同調するように、天井からはまたも不気味なひっかき音。 ここに至ってヴィラルは自らの懸念が現実のものとなったことを知る。 (……やはり俺達をガンメンから降ろしにかかったか。 まずいな。瞬間的な爆発力ならこのガンメンは奴のガンメンに勝る。 しかし、持続的なパワーならあちらの方が明らかに上だ。 せめて離脱できれば戦局を仕切りなおすこともできるが、奴とてそれを許すほど馬鹿ではあるまい。 ……クソッ!どうすればいい!?) 足掻くように機体をばたつかせ、暴れるようにバーニアを吹かす。 「おおっと!逃げようったってそうはいかねぇぜ!」 しかし、グレンの五指はラガンをしっかと掴み、揺るぐ様子はまるでない。 形勢逆転。 そんな言葉が頭の中にちらついた。 ガリッガリッガリッ。 先ほどよりも強い衝撃がラガンの機体を大きく揺する。 巨大な指の一本がコクピットの風防を激しく擦る。 シャマルがこっちを見ている。 口を真一文字に結び、しかし瞳には不安を湛えて。 その儚げな顔がヴィラルの焦りを加速する。 (……どうする?ここは一旦、大人しく降参するか? そうすれば少なくともシャマルの命は…… いや、ダメだ!奴が約束を守る保証などどこにある!? ……だが、それ以外にどんな選択が…… クソッ、考えろ、考えればきっと何か…… ………………うっ、クソッ、こんなときにルルーシュがいてくれれば……) 頭を絞る。 手持ちの支給品を再検討する。 今まで聞いたシャマルの魔法に使えそうなものはないか思い出す。 しかし、そのどれもが徒労に終わる。 現状を打開できそうなものはその中にはない。 希望の光を見出すことはできない。 ゆっくりと、ゆっくりと絶望の影がヴィラルの心に忍び寄る。 ガリッガリッガリッガツッ。 そうこうしている間にも、コクピットへのアタックは続く。 風防パーツのうち一つが、グレンの指によってわずかにこじ開けられ、隙間から太陽の光が覗く。 装甲を完全に剥がされるのも時間の問題だ。 (……ちくしょう! ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう! ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう! 俺は!俺達はこんなところで終わるわけにはいかない! ……俺は誓ったんだ!俺があいつの道標になると! 俺があいつを守ってやると! 二人でこの殺し合いを生き抜くと! それが、それがこんなところで終わってたまるかッ!) ガリッガリッガリッガツッガツッ。 次々に風防が破られる。 もうすぐ、グレンの指がここまで入り込んでくる。 しかし、決定的な状況が迫る中、ヴィラルの体に入り込んできたのは絶望ではなく、他の、もっと熱い何か。 (……そうだ。俺は忘れないぞ。 ビャコウが俺に見せてくれた姿の意味をッ! 胸の誇りに懸けて、立てた心の剣をッ! そうだッ!俺は忘れないッ! 最後に勝つのは……勇気ある者だけだッッッッッ!) デイパックに手をいれ、しまってあった大鉈を引っ掴む。 尖った歯をもう一度かみ締め、迫り来るグレンの腕を睨みつける。 空いている方の手でシャマルを自分の後ろに抱き寄せると、心の中で戦う覚悟が燃え上がるのを感じた。 そうだとも。ガンメンを失おうとも、自分にはこの鍛え上げられた戦士としての体がある。 「来るなら来いッ!!返り討ちだッッ!!」 奇跡が起きたのはヴィラルがそう吼えた、まさにその瞬間だった。 ◆ 「くっ!何だこりゃ!?どうなってんだ!!?」 突然の出来事にカミナは動揺を隠せない。 それもそのはず。 今までは何の変哲もなかった手の中のラガンが、突如、全身から目も眩まんばかりの激しい緑光を放ち始めたのだから。 緑の光はラガンから空へ、螺旋を描くように伸びている。 その様はさながら、ドリルが天に突き刺さり、穴を穿とうとしているかのよう。 「ま、まさか、こいつぁ!?」 カミナはその光に見覚えがあった。 いや、見覚えがあるどころの話ではない。 その光は彼にとって忘れたくても忘れられないものだった。 それは屈することなく敵と戦ってきたグレン団の勇気の輝き。 それは彼と仲間の危機を幾度も救ってきた希望の輝き。 そしてそれは、カミナとシモンの間に交わされた絆の輝き。 それが、どうして。 カミナの顔色から血の気が引いていく。 「カミナ!これはどういう……?この光は一体何なのですか!?」 「………………グレン、ラガンだ」 「は?」 「分かんねぇのか!?合体だよ!合体ッ!! 奴のラガンがこっちのグレンを乗っ取って、合体しようとしてやがるんだッ!!」 「の、乗っ取るですって!?そんな!どうしてそんなことが!」 「分かんねぇ!分かんねぇが! とにかくラガンってのはそういう力を持ってやがるんだよッッ!!」 接触した機体に接続し、そのコントロールを奪う。 これは悠久の昔、螺旋族が怨敵と戦いを繰り広げていたころからラガンに搭載されていた特徴的な機能である。 搭乗者の螺旋力を相手の機体に流し込み、そのボディを自らの血肉にしてしまう。 流し込む螺旋力が大きければ大きいほど、巨大な機体を乗っ取ることが可能になる。 乗っ取られた機体は完全にラガンの支配下に置かれ、その形状は螺旋力の作用により思うがまま。 大グレン団の旗印的ガンメン、グレンラガンの成立メカニズムであり、 カミナがこちらの世界に来る直前、決行しようとしていたダイガンザン奪取計画のキーとなる機能。 「これは……何だ?何が起こった!?」 無論、発動させたヴィラルとて、こんな能力については知る由もない。 決死、いや、決生の戦いを心に決めた直後の突然のできごとは、搭乗者である彼をもまた混乱させていた。 「ヴィラルさん!これ見て」 「何?」 傍らのシャマルが前方のモニターを指差す。 そこにはグレンとラガンを模した人型と、ラガンから血管のように伸びる緑の曲線が映し出されていた。 「まさか、これって」 「………………!」 シャマルと目を見合わせたヴィラルにある種の直感が走る。 シートの外から内へと体を向けなおし、再び操縦桿を握る。 その瞬間、全ての事実が彼の中に流れ込んだ。 「これはッ……」 「ヴィラル……さん?」 「そんな心配そうな顔をするなシャマル! 勝てる!この戦い、勝てるぞッ!! ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!」 渾身の気合を篭め、ヴィラルは叫ぶ。 すると、それと呼応するように緑の螺旋が巻き起こる。 操縦桿を通り、ドリルを通り、ヴィラルの螺旋力がグレンに流れ込む。 モニターの血管がググッと、押し込むように伸びた。 「こ、これは……」 「…………………………」 グレンのコクピットでは早くもその影響が表れ始めていた。 側面のモニター一面に映し出された緑のカミナマーク。 グレンの主を示すそれが徐々に上からやってきた赤のマークに侵食されていく。 赤のマークの中心には片目を隠し、牙をむき出した男――ヴィラルの顔。 「コントロールシステムを奪われているというのですか……こんなことが……」 ヴィラルのマークはあっという間にカミナのマークを食いつぶし、 早くも全体の半分を占めるまでに広がっていた。 その影響を受けたのだろうか、これまでラガンのコクピットを引っ掻いていたグレンの指が、止まった。 「…………………………なめんじゃねえ」 そのとき、カミナが不意に口を開く。 グレンに起こる異常を静観し、沈黙を守っていた男がぽつりと呟く。 「……テメエが俺のラガンを奪う? ……シモンの魂だけじゃ飽き足らず、俺の魂までも? なめんじゃねえッッッ!! 俺の、大グレン団の魂は、そんなに安いモンじゃねえんだよおおおおおおおおおおおッッッッ!!」 静かに燻っていた怒りが臨界を超えて破裂する。 叫びの声に導かれ、カミナの体にも緑の螺旋が立ち昇る。 光の奔流が溢れ出し、そのままカミナの体を包む。 荒ぶる螺旋に沈むコクピットで、赤の氾濫がピタリと止んだ。 「おッれッをッ!だぁれだと!思ってェ……やがるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!」 全身に思い切り力を込め、まるで魂を吐き出すかのように、カミナは腕に気合を篭める。 螺旋の渦をその肉体から捻り出す。 そうして生まれたパワーは、グレンの体を通し、敵の元へと逆流する。 寄せた波が引くように、赤いマークが消えていく。 「グ……何だと……」 一転して、焦るはヴィラル。 一度は奪いかけたはずのコントロールが再びその手を離れていく。 グレンの全身に伸びかけた緑の血管は、エネルギーの逆流に耐え切れず、元の短さに戻ってしまった。 「おのれ……まだ足りないというのかッ! 俺の力が奴に劣っていると……」 操縦桿を握る手がわなわなと震える。 牙を剥き出し、目を血走らせ、ラガンに螺旋のエネルギーを注ぎ込む。 しかし、彼の奮闘も虚しく、彼の侵略はカミナの圧倒的パワーによってすぐに押し戻される。 決してヴィラルの螺旋力が弱いわけではない。 だが、今回は相手が悪い。 カミナはシモンと共にその螺旋の力でガンメンを駆り、ずっと戦ってきた男。 ヴィラルよりもこの力の扱いにはずっと慣れている。 経験の差が結果に表れてしまうのはある意味で仕方のないことだ。 だが、仕方ないで済ませてしまえるほど、ヴィラルが背負っているものは軽くない。 今の彼に必要なのは、埋めがたい経験の差を埋める力をひねり出すこと。 無理を通して道理を蹴っ飛ばす男に対し、無理を通して道理を蹴っ飛ばすこと。 そう、無理でもやらねばならないのだ。 ここを生き残り、勝利の栄光を掴むためには、何としても、何としても…… 握りすぎた手から血が垂れる、全身に脂汗が浮かぶ。 ヴィラルが気合の咆哮をあげ、再び無謀な戦いへと身を投じようとしたそのとき。 「ヴィラルさん」 反射的に顔をあげると、そこには決意の眼差しを宿した女の顔があった。 シャマルの手がヴィラルのそれに、重なる。 ◆ 「俺の……気合が……負ける?」 信じられない。 カミナの表情にはそんな感情がアリアリと浮かんでいた。 操縦桿を掴んだまま、ただ呆然と見開いた目には有り得ない光景ばかりが映されている。 赤いマークの侵略。 カミナが渾身の気合で打ち払ったはずのその脅威はほとんど間をおかず、再度グレンを侵していた。 「クソッ……何でだ!何でだよ!」 しかも、今度の侵攻はさっきのものとは一味違う。 いくら気力を振り絞り、螺旋の力を注ぎ込んでも、今度は赤マークの侵攻を止めることができない。 力を篭めるたび、相手のスピードは確実に遅くなるものの、どうしてもそこから先へ進めない。 押し戻すことができないのだ。 「……ちくしょう……いきなり圧力が強くなりやがった! どうしてだ?ヴィラルは何をやりやがった……?」 「!!……カミナ、マークを見てください」 「あぁ!?マークが一体、どうしたって……!!」 必死で打開策を考えるカミナへ横槍を入れるようにクロスミラージュの声が飛ぶ。 苛立ち紛れに振り向いた彼はそれを見た。 侵攻してくる赤のマーク。 そのデザインが先ほどとは微妙に異なっている。 さっきは赤い枠に簡単なヴィラルの顔が模られていただけだった。 しかし、今は赤い枠の中にもう一つ、ハートを模したような図形があり その左右に、ヴィラルと……シャマルの顔があった。 「……そういうことかよッ!!」 螺旋力の圧力が強くなった理由。 考えてみればその答えは実に簡単。 「野郎……二人で押してやがるなッ!」 ラガンのコクピットの中では二人の男女が折り重なるようにして座していた。 ヴィラルの背中にシャマルが優しく覆いかぶさるような姿勢。 まるで二人羽織りのような密着した姿勢で二人はグレンと戦っていた。 それぞれの手は同じ操縦桿へと伸び、強く、しっかりとそれを握っている。 二人の体からは輝く燐光を放つ緑の奔流が立ち上り、ゆらゆらと狭い空間を照らしている。 一人でダメなら二人でやってみる。 このときヴィラルとシャマルがとった戦法は実に単純明快なものだった。 だが、単純ゆえに穴がなく、カミナにとっては脅威以外の何者でもない。 「こんぉんのぉおおおおおおおおおおお!!!!!! 負けてェたまるかぁああああああああああああああ!!!!!」 カミナも気勢をあげて押し返すが、如何せんパワーが足りない。 一人で二人分の螺旋力に対抗するのは、いかなカミナといえども難しい。 じりじりと緑のマークが喰われていくのを、ただ指をくわえて見ているしかない。 数の差。 それは戦場においてはあまりに決定的なものだった。 特に、このような単純な力比べにおいてはなおさら。 「ハアッ……ハアッ……ハアッ……」 有効な手を打つことができぬまま、ただ、時間だけが過ぎていく。 はじめは声を振り絞って叫びをあげていたカミナももう随分と大人しくなってしまった。 もう、だめか。 そんならしからぬ弱気がカミナの心を濡らし始める。 「……カミナ、作戦があります」 クロスミラージュが唐突に声をあげたのはそんなときだった。 「……作戦ん?」 疲労に塗れた声でカミナが問い返す。 そのあと、彼は一瞬だけ虚空を見つめ、考えるそぶりを見せると、訊いた。 「勝てんのか?」 「……ええ、多分」 その答えにカミナは嬉しそうに笑みを浮かべた。 「多分もありゃあ十分。 ……どうせこのままじゃジリ貧だ。 よぉ~し、この喧嘩、テメエに任せるぜ、クロミラァ」 そう言って目を輝かせるカミナの心から弱気の影は早くも消えていた。 ◆ 「いけるわ……確実にこっちが押してる……このまま行けば……」 「油断するなシャマル。奴は腕のいい戦士だ。何を仕掛けてくるか分からん」 ラガンのコクピット。 ヴィラルはこの戦い二度目となる勝利の予感に身を震わせながらも、 最後まで油断せぬよう、己の気を引き締めていた。 (ラガンインパクトのときはまんまと受け止められ、逆にピンチを招いてしまった。 もしかしたら、あのときの俺には僅かな慢心があったのかもしれん。 それが技に隙を生み、つけ込まれる元になってしまったということも十分にあり得る。 ……だが、二度はないぞカミナ! 今度こそこのガンメン乗っ取りを成功させ、完成した合体ガンメンで仲間もろともあの世へおくってやる!) 螺旋力の注入に集中しながらも、ヴィラルはカミナの不穏な動きを警戒していた。 だから、それが始まったときもすぐ、異変に気がつくことができた。 「何?」 きっかけはラガンに伝わってきた振動だった。 上下に何かを揺さぶるようなごくごく軽い振動。 不審に思ったヴィラルがその原因を探る。 出所を見つけるのは実に簡単だった。 ラガンを頭の上に戴いたグレンが少しずつ少しずつ、移動を始めていたのである。 「何のマネだ?」 「………………」 問いかけるが答えは返ってこない。 何かおかしい。 雰囲気に不気味なものを感じ、ヴィラルはグレンの歩みを止めようとする。 しかし、まだ支配率からすれば相手のほうが上なのか、思うように機動を操れない。 フラフラと歩くコースを乱れさせることはできたものの、歩みを止めるまでには至らない。 「くっ、こいつ、一体、何を狙って……」 「ヴィラルさん、見て!」 カミナの目的が分からず、苛立ちを募らせていると、シャマルからほとんど悲鳴のような叫びが聞こえる。 そちらを見ると、思わず目を見開いた。 グレンの進行方向、これから歩いていこうとしている道路の先に、信じられないほど幅の広い断崖が広がっていたのだ。 地図にはなかった地形に頭を混乱させながらしかし、ヴィラルはある事実に思い当たる。 この場所にかつてあったものを想像してみれば簡単なことだ。 「刑務所跡だと!?こんなことになっていたのか!? ……まさか、貴様ッ!?」 広がる崖の雄大さに心を震わせるのも早々、ヴィラルの頭にある悪い予感が閃く。 カミナは答えず、グレンは歩みを止めない。 「やはりそうかッ!貴様、俺達ごと、あの谷に身を投げるつもりだなッ!」 「何ですって!?」 提示された恐怖の未来予想に、シャマルが思わず焦りの声を上げる。 確かに、冷静に考えてみればカミナにとって、身投げというのは十分にあり得る選択肢だ。 このまま、第三者の介入がなければ、カミナがグレンを乗っ取られるのはほぼ必然。 そうなれば、お互いの戦力比は合体ロボット対生身。 決闘はたちまち虐殺へと早変わりし、カミナが生き延びられる道は万に一つもない。 しかし、まだグレンを動かせるうちにその足を動かし、あの巨大な奈落に身を投げれば、おそらくは相打ち。 運がよければ、自分だけが生き延びるという未来もあり得る。 ここで身投げを選ぶというのは確かに合理的。利のある選択。 だが。 「バカ野郎!何でこのカミナ様がそんな自殺みたいなことしなくちゃなんねえんだ!! 見損なうんじゃあねえ!」 「嘘をつけッ!では何故崖の方に向かうッ!他に考えられる理由などあるものかッ!」 「……ヘヘッ!そいつぁ、どうかな?」 人を食ったようなカミナの答えにヴィラルは激昂する。 いきり立ち、更なる叫びをぶつけようとした、そのとき 『この界隈は現在、進入禁止エリアと定められている。速やかに移動を開始し、当該エリア外へと退避せよ』 突如警告音が鳴り響き、螺旋王の声が耳朶を打った。 「何イッ!?」 そう、この奈落がある刑務所跡、即ちエリアB-7は現在、禁止エリアに指定されている。 当然、そこに入ったものには螺旋王から警告が与えられ、一分以内に従わぬ場合には……首輪が爆発する。 もちろん、それは現在、乗っ取り作業を続けている二人にとっても例外ではない。 「……随分、見通しの甘い作戦を立てたものね。 もうすぐ、あなた達の機体の機能のうち、50%がこちらのものになるわ。 そうすれば、主導権はこっち。 その後で、ゆっくり禁止エリアから外に出れば何の問題も……」 「本当にそうでしょうか。ミスシャマル」 今度はクロスミラージュが口を開く。 「分からないならば、現在、私達のいる場所をよく確認してみることをお勧めします」 「場所……? ッッ!!」 言葉の意味を量りかね、何の気なしに外を見たシャマルは思わず息を呑んだ。 気がつけば、そこは断崖の端も端。あと一歩でも踏み出せば一挙に落下してしまいそうな、ギリギリの場所だった。 「先ほどあなた方が私達の操作を妨害し、歩く軌道を変えたように 主導権がなくとも機動に介入することはできます。 こんな危なっかしい場所でさっきのような千鳥足をしたら……どうなるかはお分かりでしょう?」 「一分経てば貴様も死ぬんだぞ!?これも自殺のようなものじゃないのか!?」 「本当にそうかどうか、テメェのその汚い耳でよく聞いてみるんだなッ!」 言われてヴィラルは耳をそばだてる。 次の瞬間、彼の顔は驚愕に塗りつぶされた。 「……警告音がしないだとッッ!! どういうことだッ!?」 「テメエの上司が作った首輪はとんだポンコツだったってことさッ!」 カミナの首輪はもはや作動していない。 クロスミラージュの作戦の肝はここにあった。 彼はカミナがトリップしながらブリに引かれていたとき、 禁止エリアを通っても首輪が反応していなかったことを目ざとく確認していた。 もちろん、聴覚素子の不調である可能性もあったし、作動していないのは警告機能だけである可能性もあった。 しかし、その程度のリスクを恐れるカミナではない。 「さぁて、もう一度言うぜぇ? テメエらが大人しく出てくるんならそれでよし。 だが、もし、テメエらがあくまでまだやるってんなら……」 先ほど述べた降伏勧告を、カミナはもう一度繰り返す。 彼の目的はあくまでもラガンを取り返すこと。 ヴィラルたちの命を奪うことは本意ではない。 「ふざけるな!ここまできて降伏だと!? そんなものが受け入れられるわけがないッ! 主導権がなくとも機動に介入できると言ったな? そのセリフ、機能の70%、80%を獲られても、まだ吐いていられるかな?」 だが、ヴィラルにとて意地がある。 新たなガンメンを手に入れ、参加者の一人を殺害する絶好のチャンス。 しかも、これは自らの運命に立ちふさがった戦いだ。 最後の最後まで、退くわけにはいかない。 「テメェならそう来ると思ったぜヴィラルッ! ならどうする!?降伏しないテメェはどうするんだッ!!」 「知れたことだッ!戦い、勝つッッッ!!!」 「来いッ!テメエの気合とクロミラの作戦とォッ!どっちが上か勝負だッ!!!」 「行くぞッ!!」 「「最後の決戦だッッッッッ!!!」」 二人の咆哮が空に響き渡ると同時、その決戦は幕を開けた。 グレンとラガンを中心に、今まで最大級の螺旋力が爆発する。 ラガンからグレンに向かう下向きの力、緑のドリルが猛回転する。 カミナから命とグレンを奪うべく、爆音を上げる。 対するはグレンからラガンに向かう上向きの力、こちらも掲げるは緑のドリル。 獣人の刃を砕き、友の魂を取り戻すため、火花を散らす。 その威力はほぼ互角。 押しては戻し、戻しては押す、魂と魂の鍔迫り合いが昼の世界をさらに明るく眩ます。 ドリルがぶつかり合う激しい閃光に街が沈みゆく。 しかし、時の神は無情にも、命に期限を課している。 『残り10秒だ』 決着まであと十秒。 長かった対決の結末を前にして、舞台の全てはついに緑の光へと消えた。 時系列順に読む Back 宿命の対決!グレン V.S ラガン(前編) Next 宴のあと 投下順に読む Back 宿命の対決!グレン V.S ラガン(前編) Next 宴のあと 274 宿命の対決!グレン V.S ラガン(前編) ヴィラル 274 宴のあと 274 宿命の対決!グレン V.S ラガン(前編) シャマル 274 宴のあと 274 宿命の対決!グレン V.S ラガン(前編) カミナ 274 宴のあと
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/132.html
第六十四話 これが俺の十倍返しだッ!! 投稿者:兄貴 投稿日:09/02/26-22 37 No.3856 湖に浮かぶ二体の巨人。 その荒々しい成り立ちだが、今この瞬間は静寂が続いている。 互いに様子を見合っているのかは分からないが、ド派手なロボット対決かと思いきや、辺りに緊迫した空気が流れる。 あれほど騒いでいた生徒達も、向かい合う両雄から醸し出される空気に当てられて、今は黙って見守っている。 その静寂を先に破ったのはシモンだった。 シモンはラガンのスピーカーから、茶々丸に向けて語りかける。 『茶々丸、覚えているか? あの時も夜だった』 通信機の回線からシモンは話し掛けるが、相変わらず茶々丸の返事は無い。しかしそれでもシモンは話し続ける。 『俺が初めてこの世界に来た日・・・その夜に俺達は出会い、そして戦った』 忘れるはずは無い。 あの満月の日の夜。シャークティたちと出会った日、シモンは桜並木の通りで夜空に浮かぶ吸血鬼とガイノイドと遭遇し、戦った。 そしてそれが魔法との出会いだった。 『この世界での最後の夜に最後の相手がお前なんてな、奇妙な縁じゃねえか』 この世界での戦いの歴史は茶々丸から始まった。たしかに奇妙な縁だった。シモンは思わず笑ってしまう。 『昨日の夜の約束どおり、最後までやるぜ!!』 だが、茶々丸は何も返してこない。それが今の彼女だと思うと寂しくなるが、こうして向かい合うことになったのだ、 やることは一つ。 『シモンさん、・・・準備はいいカ?』 『ああ、いくぜ!!』 超とシモンは操縦桿を握りグレンラガンを走らせる。 感知したモドキも向かって走り出す。 再び両者が拳を繰り出す。今度は互いの拳同士がぶつかり合った。 伸ばした拳をしまうと同時に両者はもう片方の拳をまたもや突き出した。 『威力・・・互角・・・更ナル魔力強化』 魔力で強化されている拳にグレンラガンの拳はまったく引けを取っていない。しかしその威力を目の当たりにしても茶々丸は相変わらず冷静に巨大ロボットに指令を送る。 『強化強化、芸が無ぇんだよ! 本物の力は強化される物じゃねえ、湧き上がるものだ!!』 『回避スピードアップ、超絶魔力光弾充電』 『シモンさん、レーザー砲が飛んでくるヨ』 グレンラガンから距離を置き、モドキは胴体のグレンモドキの口からレーザー砲を放つ。するとグレンラガンは背中のブースターと胸のサングラスを取り外した。 『面倒だ! 正面から破壊するぞ!』 『命令カ?』 『命令じゃなくて、提案だ』 『だったら異議なし!!』 ブースターとサングラスを重ね合わせてグレンラガンは思いっきり投げつける。 『『ダブルブーメラン・スパイラル!!』』 『超絶魔力光弾射出!!』 ブースターが火を噴きブーメランが大加速し、巨大なレーザー砲に正面からぶつかり、切り裂いていく。 そして一直線にモドキに飛んでいく。 『威力計算、速度、回避不可能。絶対防御システム起動』 しかし茶々丸の操縦技術も伊達ではない。交わせないと分かると、瞬時に機体から無数のドリルを伸ばす。 フルドリライズである。 『またそれか!』 『シモンさん、ブーメランが弾かれるヨ』 フルドリライズのドリルを高速回転して生み出した竜巻の防御の風がモドキを守り、加速したブーメランを弾き飛ばす。 だが一度見た技に驚くことはしない。 弾かれたブーメランを空中でキャッチして、グレンラガンは竜巻に正面から突っ込んでいく。だがそこで超が何かを感知した。 『シモンさん、竜巻の中に何かが光っている! 無闇に突っ込むのは危険ネ!』 『なに?』 超の警告でグレンラガンを一旦止める。 するとモドキは竜巻を止めて姿を現し、シモンと超を驚かせた。 モドキの周りには螺旋の形をした魔力のミサイルが無数にこちらを向いているのである。 竜巻に隠れていたために、モドキが攻撃を溜めていたことに気付かなかった。 『超絶穿孔ドリル弾・連続射出!!』 『まずいヨ、あの数は!?』 世界樹から無限に近い魔力を補充するモドキは魔力を溜めてからの攻撃が異常に早かった。 そして射出されたミサイルが周囲360度全てを囲んだ。 一発一発が相当な破壊力を持っているはずである。全弾喰らえばグレンラガンとはいえ保障は出来ない。 すると慌てる超はグレンラガン全体に行き渡る温かく、力強い光を感じた。 それはシモンの螺旋力だった。シモンが膨大な螺旋力を溜めて何かをしようとしている。 『茶々丸、こういう技があるのも覚えておけよ!!』 迫り来るミサイルの雨の中、シモンは叫びながら操縦桿を前に押し倒す。 するとグレンラガンがフルドリライズ形態になり、そこで止まらずに、フルドリライズのドリルの一本一本が、ギガドリルの大きさに進化した。 『ギガドリル・マキシマム!!!』 『!?』 『うおお、これはスゴイネ!!』 大爆発が起こった。 それは世界の終焉を思わせるほどの爆音と衝撃を生み出していた。 『ぬうう、これは・・・・』 『うろたえるな超! テメエの夢見たコイツは、この程度の爆発なんて物ともしない!!』 もはやこの戦いに近づく者など居ない。 少し離れた世界樹の広場に居ても、その威力が伝わってくるほどなのである。 『ふう、ふう、・・・』 『流石シモンさんネ、まさかあれを無傷で乗り切るとは』 しかし爆炎が晴れて、無数のギガドリルに包まれたグレンラガンは無傷で現れた。 その光景を黙ってみていることなど出来はしない。 「す・・・・・」 「スゲー・・・・・」 一人、また一人とポツポツと目の前の光景に呟いていく。 「ねえ、・・・シモンさんも、超りんも・・・それに茶々丸さんも、あんなノリのいい人だったの?」 「これって・・・エキジビションみたいなものかな・・・?」 「いや・・・もう細かいことは抜きにしてさ・・・とにかく・・・」 「ウン・・・・」 世界樹広場から眺める裕奈、美砂、円、桜子たちはしばらくは呆然としていたものの、次の瞬間周りの生徒達と同時にとにかく叫んだ。 「「「「「「スゲええーーーーー!!!」」」」」」 「生きてて良かった!!」 「感動をありがとう!!」 イベントなのか本物なのかはどうでもよかった。一人一人がこの際細かいことを抜きにして、目の前の熱戦に大声を上げる。 超もその光景をグレンのコクピットから眺めて、気分が良かった。 『まったく、やはりここは特等席ネ!』 『それは何よりだ! はあ、はあ、・・・ところで超』 『?』 その姿に超が感心すると、通信から息を切らしたシモンが思わぬ言葉を告げる。 『ふ~う、少し疲れた。しばらく休むから交代してくれ』 『はあ!?』 するとモニターに映るシモンは操縦桿から手を離して座席に深く座り直した。どうやら本当に休む気である。 『ちょっ、シモンさん!? 交代するといっても、どうすればいいネ!?』 慌てふためく超、しかしその間にもグレンラガンを感知したモドキは迫ってくる。 すると突然グレンのコクピットに貫かれているラガンのドリルが口を開き、中から滑り台のようにして、上からブータが落ちてきて超の膝に座った。 『ブータ、何を・・・』 「ブミュウゥゥ!!!」 『なっ、これは・・・・』 突如ラガンのコクピットからやって来たブータは、超の膝の上で螺旋力を解放する。そしてブータの螺旋力が超を包み、グレンラガンをも包み込んだ。 『超、・・・俺が休んでいる間、この時だけはグレンラガンはお前の物だ! 好きなようにしろ!』 聞こえるシモンの声に超はまた興奮した。 『まったく・・・しかしブータ、感謝するヨ! これで百人力ネ!!!』 シモンの言葉に甘えて超はグレンラガンを己の手足のように動かしていく。 そう、この時だけは彼女だけの時間だった。 『茶々丸、スマナイ・・・私の意地のためにお前をこんな目に合わせてしまった・・・・』 『ターゲット・・・機体内デ静止中・・・操縦者変更・・・』 『相変わらずお前はシモンさんが目的カ? それは私の指令・・・それとも茶々丸の意思なのカ? だが・・・済まないが・・・もう少し付き合って欲しい!』 それは残酷な光景かもしれない。 自分が作り出した茶々丸と、偽りのグレンラガンが、生みの親である自分に向かってくる。 だが、超は自身の生み出した二人に一度謝ってから、前を向く。 超が己のやりたいようにグレンラガンを操作する。 しかし茶々丸も反応する。 奇しくも二人が選んだのは同じ行動だった。 『『グレンブーメラン!!』』 ブーメランの刃で互いに斬りかかり、鍔迫り合いになる。 その巨大さと威力のぶつかり合いに火花が飛び散るほどだった。 『流石ネ! しかし・・・・』 『敵機ノ武器・・・破壊シマス』 一度間合いを取り、再びモドキが斬り掛かって来る。しかし超が動かすグレンラガンは飛んだ。 そしてロボットらしからぬ柔軟な動きで跳び蹴りを炸裂させる。 『私を誰だと思ってやがるキック!!』 『グッ!?』 蹴りを真正面から受けたモドキ。しかし即座に立ち上がり、再びブーメランで襲い掛かる。 だが、 『少し痛いが我慢するネ!!』 超が操縦桿を強く握り締めてコクピット内で手を振り上げる。その動作と想いがグレンラガンに伝わったのか、グレンラガンの拳となって繰り出される。 そしてグレンラガンの拳から二本のドリルが突き出して、モドキのブーメランを受け止める。 だが受け止めただけではない。 高速回転しだした二本のドリルがモドキのブーメランを粉々に砕いた。 『!? 武器・・・破損・・・修復作業・・・』 粉々に砕かれた武器に対して、僅かに茶々丸の表情に変化が見られた気がした。だが、すぐに元の機械の表情に戻り、魔力を流して壊された武器を修復しようとする。 『させないヨ!!』 グレンラガンが拳のドリルを出したまま、走り出す。そしてその拳のドリルが、障壁も、モドキの機体も貫いていく。 『機体損壊・・・貫通ダメージ・・・』 『状況把握する暇あるなら、その目で少しでも前を見るネ!!』 突き刺したドリルが高速回転し、モドキの機体内から竜巻を起こして、機体を内部から抉り取っていく。 『スカルブレイク!!』 『ブースター出力最大! 緊急離脱!』 だが茶々丸はそこから最善の対処法で、ギリギリの所で逃れる。背中のブースターに火を吹かせて、突き刺さったドリルから強引に逃げ出した。 『やるじゃないか、お前も・・・茶々丸も・・・そしてお前の作った過去の夢もな・・・』 『当然ヨ、私を誰だと思っているネ?』 『はは、たしかにな』 本物相手に茶々丸もモドキも粘っている。だが徐々に握り締めた拳の中にあるものの差が見られてくる。 そして、 『理解不能・・・』 モドキのスピーカから声が漏れた。それは紛れも無く茶々丸の言葉である。機体への指令以外で彼女が初めて言葉を発した。 『茶々丸!? 意識が戻ったのか!?』 『いや、まだヨ。しかし私の作ったメカの魔力による修繕の力も無限ではない。機体自体が徐々に魔力の力に耐えられなくなっている。そのお陰で、茶々丸の自我が少し戻ったネ」 強力な魔力を吸収しすぎないようにリミッターまで取り付けたのである。それを解放すればたしかに一時的な力を得られるものの、その力に機体はいつまでも耐えられることは無い。 気付けばモドキの機体は超が付けた傷も僅かに残り、完全には修復されないでいる。 『気合・・・以前ニモ検索履歴アリ・・・シカシ明確ナ答エハナシ・・・』 それは初めてシモンと戦った次の日。気合が無いと言われた茶々丸は気合について考えた。「気合」というものをプログラム出来ないかとハカセにも聞いた。 だが、それが叶うことは無かった。 『気合トイウ付加価値ガ勝率モ計算モ狂ワセル。気合トイウプログラムガ無イ限リ・・・勝機ハ・・・』 それは見ようによっては冷静に状況判断をしようとしているロボットに見える。しかしシモンにも、超にも、溢れ出す言葉から、茶々丸の漏れ出した感情を僅かに感じ取った。 だからシモンは語りかける。 『茶々丸、あれから俺達は何度も会った。そして修学旅行ではお前と背中を合わせて戦った』 シモンと茶々丸はネギたちの道を作るために100を越える鬼を相手に共闘した。 『最初会った時に、俺はお前に気合がないって言った。でも鬼と戦ったときのお前は限界ギリギリまで力を出して戦った。あの時俺はお前の中にある気合を感じた』 命令ではなく、己の身を省みずに彼女は戦った。一度は拳を交え、共に戦ったからこそ、シモンは茶々丸をよく理解しているつもりだった。 『気合ってのは、無いから付け足すって言うモノじゃない。人間だからあるってモノでも、機械だから無いってモノじゃないと思う。グレンラガンがその証拠だ』 自分達の気合をいつだって具現化したグレンラガン、だったら機械に気合があってもいいとシモンは思っている。 『俺はお前の気合を知っている。そこから引きずり出して、思い出させてやる!!』 その瞬間、コクピット内の螺旋ゲージのメーターが振り切れた。 シモンの気合が最高潮に達する。 『超・・・決めるぞ・・・いいな?』 シモンは超に最後の確認をした。 目の前の偽者に風穴を開ける。しかし偽りといっても、超が目の前の物を作っていた時の気持ちは、紛れも無く本物だった。 その詰まった過去の夢を打ち砕くのだ。 すると超は小さく笑いながら頷いた。 『もう、夢は十分見させてもらったよ。そしてこれのお陰で本物と出会うことが出来た・・・、友を救い、・・・そろそろ昔の夢とも見切りをつけて・・・私も・・・明日へ向かうヨ』 過去を変えようとしていた超の告げた「明日」、その言葉からシモンは超の覚悟を感じた。 『分かったよ、超。お前の明日に連れて行ってやるって言ったのは俺の方だ。だから・・・一緒に行くぞ!!』 『心得た!!』 超とシモンが同時に動き出した。するとグレンラガンの腕には巨大なドリルが現れた。 『そして超、お前も忘れるな! たしかに俺はお前の世界にはいない。でも・・・仲直りした俺たちは、もう敵じゃない・・・』 『・・・ウム』 『たとえ時代と次元の違いがあっても、今ここに居る俺は・・・お前の味方だ!』 グレンラガンは唸る。 それはもはや説明不要。 幾多の強敵と困難を突き破ってきた本家本元のあの技である。 『私ノ・・・使命ハ変ワラナイ・・・』 だが茶々丸はその技に正面から向かってくるようである。 『魔力最高値、超絶ギガドリルブレイク、スタンバイ』 魔力の渦がモドキの機体を覆い尽くしていく。 そしてその渦が次第に螺旋状へと変わって行き、モドキを覆った魔力自体が巨大なドリルと変わった。 機体がその力に耐え切れずに徐々にヒビが入っていくが、それを構うことなく茶々丸は技を発動させる。 それは最早真似でも、パクリでもない、一つの技として完成していた。 紛れも無く、超の作った偽りのグレンラガンも、茶々丸の腕も進化していた。 その膨大な魔力から危機を感じ取った学園長。だが、行く手をエヴァに阻まれた。 「むっ、これはマズイぞい!」 「手を出すな、・・・心配無用だ。奴らを誰だと思っている」 ネギたちも遠く離れた場所で見守っている。 「シモンさん、超さん・・・茶々丸さん」 「何と巨大な・・・」 「でも・・・あの人達が・・・このまま終わるはずが無いよ!」 「せやな、負けるはずが無い!」 告げる言葉に偽りは無い。瞳が全く揺らいでいない。 新生大グレン団も、ヨーコも、美空達も、信じている。 『なんと・・・悲しい力・・・中身がスカスカに見えるヨ・・・』 『威力も大きさも、パイロットの腕も満たされている・・・だけど・・・グレンラガンに一番必要な物が足りなかったな・・・』 『気合・・・あれほど否定した物が勝敗を分けるとは、やっぱり皮肉なものネ』 巨大な魔力で練り上げたギガドリルを前にしても、超もシモンも驚かない。むしろ切なそうに眺めていた。 気合という言葉の重要性を、超は本物を知ったことにより、ようやく理解した。 『限界値、超絶ギガドリルブレイク発動!!』 巨大な螺旋の渦が、矛先をこちらに向けて飛び込んでくる。 『シモンさん、アナタが私の味方なら・・・どんな理由にせよ、今は同じ世界に居る・・・だから・・・』 『ああ、だから今だけでも、一緒に行くぞ、ダチ公!!』 彼らは既に、この戦いの結末が分かっていた。 そして最後の一撃のために力を溜める。 『超、茶々丸はラガンモドキに乗っている・・・風穴開けて爆発する前に掴み取れ』 『随分難しいことをアッサリ言うネ。だが、私にはそれぐらいの責任があるネ』 そして目前と迫った巨大な螺旋を前に、グレンラガンもようやく動いた。 『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』』 両者が雄叫びを上げてギガドリルを片手に、巨大な螺旋の矛先に向けて突き返す。 攻撃の大きさで言ったら間違いなくモドキの方が上である。 しかしグレンラガンは耐え切る。 質量が目に見えて違うはずのドリルに対して突き返し、それだけでなく・・・ 『超絶ギガドリル・・・押シ返サレ・・・・』 『まだ分かんねえのか! 掘り抜けようとする気合のねえ紛いモンのドリルで、コイツを打ち破れるはずがねえだろうが!! 限界を出すことが気合なんじゃねえ! 限界を超えようとする想いこそが気合だ!』 『最大出力・・・維持・・・』 『それが間違いヨ、茶々丸。グレンラガンにもグレン団にも、・・・いや、不屈の気合を持った者に限界は無かった・・・自分でソレを最大といっている時点で既に負けている・・・』 魔力は未だに無尽蔵に溢れ出し、茶々丸とモドキに力を与えている。しかしそのドリルは一歩も前に進まずに、むしろ目の前のドリル相手に後退していく。 『計算外・・・計算外・・・計算不能・・・計算・・・』 『その時点で計算違いだ!! 無限の壁を突き破る俺達に計算を当てはめようとした時点で!!』 茶々丸のコンピュータの頭脳が乱れ始めた。 『たとえ絶望の明日が阻もうと、無理を通して明日を掴む。計算して突き進むのではない。己を信じて突き進むのだ。私はそれを学んだヨ! 茶々丸、思い出せ! お前はもっと早くに学んでいたはずネ!』 『超・・・私ハ・・・・』 光り輝き突き進むことを止めないドリルが徐々に茶々丸を覆った壁をも突き破る。 『コイツが・・・俺たちがッ、今までどんな壁を打ち破ってきたと思ってやがる! どれほどの気合を振り絞ってきたと思ってやがる! どれほどの想いを背負ってきたと思ってやがる!』 『・・・・シモン・・・サン・・・・』 茶々丸の口が小さく呟いた。 『さあ、最後だ・・・私の明日を見せてくれ・・・・』 超が目尻に僅かな涙を浮かべながら、己の昔の失望した夢との別れに浸る。 「見せてやりなさい、シモン! その物語が捻じ曲がろうがどうなろうが、今のアンタが私達の魂を、この世界に見せつけてやりなさい!!」 「ぶみゅうう!!」 ヨーコ、ブータ。 「兄貴・・・超・・・茶々丸・・・・」 「兄貴・・・・」 「見せてください! 私達が信じたアナタの魂を!!」 美空、ココネ、シャークティ。 「シモンさん・・・超さん・・・・」 「私達は目を逸らさないわ!! だから・・・」 「はい、私達にも・・・・・」 「シモンさん、ウチらにも見せてや!」 ネギ、アスナ、刹那、木乃香。 「「「「リーダー!!」」」」 「「「「シモンさん!!」」」」 「ゆけ! 天も次元も魔法も突破して! どこまでも高く突き進め!」 グレン団も学園の生徒達もエヴァもその瞬間を見守った。 『見せてやる、これがグレン団! これがグレンラガン! これが本物のギガドリルブレイク! そして・・・これが・・・・』 全ての壁を突き破り、この世界で出会った家族、友、仲間、敵、全ての者に向けてシモンは叫ぶ。 『これが俺の十倍返しだァァァァーーーーーーーーーー!!!!』 グレンラガンは突き進んだ。 夜空に輝く星に向かって、この世界での最初で最後の天に向かって突破する姿を見せ付ける。 巨大なドリルによって紛い物のドリルは回転を止め、砕け散る。そして超のかつての夢と共に風穴を開けられる。 巨大な風穴が開き、行き場を失った魔力が暴走し始める。それは数秒後の爆発を示唆していた。 だがその前に、天に登り、降り立ったグレンラガンが、空中に投げ出された爆発寸前のロボットに向けてもう一度飛び、手を差し出す。 『『茶々丸―――――ッ!!』 超とシモンは叫ぶ。友に向かって思いっきり叫ぶ。 すると言葉を返す前に、風穴開けられたモドキのラガン部分が機体から切り離なれ、離脱した。 グレンラガンはそのラガン部分に手を伸ばし、空中で掴み取った。 その一瞬後に大爆発が起こった。 なんとも荒々しい祭りを締めくくる花火となった。 『茶々丸・・・・』 爆煙の中から、グレンラガンは夜空に突き抜けた。そして大事そうに手に抱えたラガンモドキのコクピットに向かって話しかける。 すると・・・ 『シモンさん・・・超・・・・』 『『茶々丸!?』』 声がようやく返ってきた。 『ありがとうございます。・・・受け取りました、十倍返し。・・・また明日から・・・気合を入れ直してがんばります・・・』 自分達の知っている茶々丸だった。ロボットでありながら、人間臭い女。 シモンも超も、コクピットの中で拳を力強く握り締める。 友を救い、超にグレン団を証明し、一人も欠けることなく全てに決着を着けた。 やることは全てやった。だから迷うことなくシモンは叫んだ。 『俺達の、勝ちだッ!!』 シモンの言う俺達の中に誰が含まれているかは分からない。 しかしその声を聞いた者たちが、所属するチームに関わらずに声を上げた。 誰が何に勝ったのかは分からない。しかし超も含めて、そこに敗者の顔をする者は一人も居なかった。 『終わったヨ・・・何もかも・・・・』 突き抜けた先から、歓喜の渦に包まれる生徒たちを眺めながら超は苦笑しながら呟く。 『終わった? なに言ってやがる、お前の明日も・・・俺たちの明日も・・・ここから始まるんだ!』 『・・・そうネ、なら・・・この光景を今日のうちに味わいながら・・・私は明日へ向かおう』 夜空に浮かぶグレンラガンは手に茶々丸を乗せながら、ゆっくりと飛行した。 地上では生徒たちがお祭り騒ぎで盛り上がっている。今から後夜祭の準備に入るのだろう。 その光景を見ながらシモンはラガンのコクピットの中で肩の力を抜いた。 『・・・勝ったよ、みんな。・・・誰も失わずに・・・誇りも穢したりはしていない・・・・』 ――そうね、シモン。だって、みんながんばったもの。 『!?』 愛する者の声が聞こえた気がした。 だがそれは幻聴だった。 だがシモンは慌てて辺りを見渡してしまい、思わず苦笑してしまった。 『ったく、・・・待たせすぎたな・・・でも・・・安心しろ。すぐに会いに行くよ』 グレンラガンは地上にそのまま降りずに、進路を別の方向へ向けた。 それはシモンのこの世界での家、教会だった。 シャークティと美空とココネ、そしてヨーコはそれの意味をよく分かっていた。 グレンラガンは元の世界での希望の象徴。それをこれ以上この世界に置いたままにしては、ロシウたちに心配させてしまう。 そして元々、言っていたことだった。 学園祭が終われば自分たちは元の世界に帰る。 愛する者の眠る地へ。 だからシモンは最後に家に立ち寄ることにした。それは「サヨナラ」を言うためではない、「いってきます」と言って必ず帰るという誓いをたてるためである。 ヨーコは黙って教会へ向かう。 そしてシャークティたちはシモンに「いってらっしゃい」を言うために自分たちの家へと向かった。 「シモンさん・・・・」 グレンラガンが教会へ向かうのを見て、木乃香は寂しそうな表情をした。彼女にも理解が出来たのである。 そんな彼女の肩にアスナは優しく手を置く。 「いこ。シモンさんに、早く帰ってくるように言わなくちゃね♪」 「アスナ・・・」 「そうです。だから、私たちも行きましょう」 「・・・うん、せやな・・・・」 ぎゅっと唇を噛み締めて胸の中の寂しさを押さえながらネギたちはグレンラガンの後を追う。 全ての壁を突破して、今ここに完全決着。 そして暫しの別れの時がやって来た。 後書き。 あまりご都合主義はやりたくなかったのですが、この際目を瞑っていただければ幸いです。 強敵は全員ラガンインパクトですが、やはり自分の中ではギガドリルブレイクがよかったのです。 さて、ギガドリル・マキシマムは忘れていたわけではありません。しかしアレって結構大技中の大技に思えるので、あまり安売りしたくなかったので、ここまでとって置きました。 最近のネギまのパワーインフレを考えると、学園祭編でシモンに使わせるのは早いと感じ、シモン本人にはやらせませんでした。しかし本物には、せっかくなので使わせました。 せっかく兄貴と会ったのですから、ネギ達ももう少し絡めたかったのですが、あれで限界でした。登場人物が多すぎる! とにかく長かった学園祭編は次で完結です! シモンとヨーコとブータは、グレンラガンと共に去ります。 ぶっちゃけた話、特に変わったことをやることは無いですが、せっかくなので、見てやってください。
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/412.html
【作品名】グレパラ ~グレンラガン パラレルワークス~『お前ら全員燃えてしまえっ!!!』 【ジャンル】ミュージッククリップ 【名前】ロージェノムwithカテドラル・ラゼンガン 【属性】超絶螺旋・超弩級ガンメン 【大きさ】惑星の半分ほどのサイズの人型ロボット 【攻撃力】巨大なドリルを腕に生み出し、そのドリルを使って突撃する。 ドリルで突撃する際にはドリルの周囲に衝撃波が発生し、自身が竜巻状になって進んでいく。 この突撃では進路上を埋め尽くすほど大量にいる戦艦を次々と破壊していった。 突撃の速さは1秒ほどで自身の全長の約20倍の距離は突き抜けていく。 ドリルの全長はカテドラル・ラゼンガンの約4倍、直径は約2倍。竜巻状になると直径はドリルの直径の約7倍になる。 戦艦の大きさはバラバラだが大きいものはカテドラル・テラ(月並の大きさ)の3分の1ほどある。 【防御力】大きさ相応。 【素早さ】大きさ相応。 1秒ほどで自身の全長の約20倍の距離を移動できる。 【特殊能力】宇宙戦闘可能。 【長所】この頃は髪がフサフサ。 【短所】超銀河グレンラガンの時に使った武装が使えるか不明。 【戦法】ドリルで突撃する。 【備考】グレパラは26話で登場した『多元宇宙』(パラレルワールド)による解釈という形で、 本編とは別の世界観で描かれる映像作品であるが、劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇の オーディオコメンタリーより本作のみ原作とのパラレルワールドではなく、本編の過去編となっている。 なのでカテドラル・ラゼンガンは本編における超銀河グレンラガンであるが、螺旋力を供給する操縦者が 違うので超銀河グレンラガンの武装が使用できるかは明確ではない。 vol.65 vol.66 650 :格無しさん:2012/02/21(火) 13 19 42.13 ID o82fJSeF ロージェノムwithカテドラル・ラゼンガン考察 惑星の半分の体長と惑星の2倍の大きさのドリル持ちなので惑星破壊の壁から ×ちきゅうwith月 デカすぎて削れない △カケルwithハカセロボ 相手が速いので攻撃を当てられないが負けはしない ×君のために星を砕き飾り付けた人 デカすぎて削れない ×あなた 原子分解負け ×海 デカすぎて削れない ×鴇羽舞衣 同上 ×オメガコンボイマキシマムモード 同上 これより上も無理 惑星破壊より下の連中には大きさで勝てるので、 ちきゅうwith月>ロージェノムwithカテドラル・ラゼンガン (惑星破壊の壁) 924 :格無しさん:2012/02/23(木) 18 34 02.21 ID roViJmgl ロージェノムもうちょい上がりそうなんで再考察 惑星の半分の体長と惑星の2倍の大きさのドリル持ち 竜巻状になると直径は惑星の7倍になって1秒間に惑星の10倍の距離を突き進んで破壊するから 毎秒で惑星の70倍規模の破壊が可能 ○ちきゅうwith月 突撃勝ち ○カケルwithハカセロボ 速いけど月投げたら殴りに来るんで突撃勝ち ○君のために星を砕き飾り付けた人 突撃勝ち ×あなた 原子分解負け ○海 突撃勝ち ○鴇羽舞衣 突撃勝ち ○オメガコンボイマキシマムモード 同上 ○PC原人 突撃勝ち ○大仏刑事 突撃勝ち ×山田西南with神武 反応が下なのでエネルギー波負け ×太陽 熱負け ×レミナ 体当たり負け ここからは相手の反応が上なので先手取られて負ける 山田西南with神武>ロージェノムwithカテドラル・ラゼンガン>大仏刑事
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/4198.html
目次 【時事】ニュースニア・テッペリン 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ニア・テッペリン 人気アニメ『天元突破グレンラガン』より、女性キャラクターのコスプレ特集! ニア・テッペリン、アディーネに扮するコスプレイヤーさんたちをピックアップ - アニメイトタイムズ 『天元突破グレンラガン』ニアがあの感涙の名シーンの姿でマイルストンから登場です! - 電撃ホビーウェブ 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/天元突破グレンラガン ★★★★ 登場作品 参考/福井裕佳梨 ★★★ キャスト タグ キャラクター 最終更新日時 2014-02-23 冒頭へ